シンガーソングライターだった父親を亡くしたク・ヘラは、父の夢を追って歌手を目指すべくオーディション番組「スーパースターK」に出演する。一緒にオーディションを受けるのは、隣に暮らすカン・セジョンとセチャンの双子の兄弟。しかし会場に向かう途中、ヘラはピーナツ入りのお菓子を食べてしまい、アレルギーで顔がパンパンに腫れてしまう。昨年の雪辱を果たしたいヘラは、顔にハチミツを塗って審査員の前に立つのだが・・・。

オーディションのグループミッションで危うく脱落したかけたヘラたちのグループ七転び八起きは、ヘラの熱心な説得により再挑戦の機会を得て全員合格する。喜ぶメンバーだったが、母が詐欺に遭いお金を工面する必要に迫られたセチャンは、皇帝エンターテインメントと理不尽な契約を結んでしまう。それを知ったセジョンは自分が身代わりになることを決めるが、メンバーは全員失格となり、セジョンは裏切り者の濡れ衣を着せられる。

衝撃の事故から3年。セジョンとヘラは互いの溝を埋められないまま、セチャン不在の傷をそれぞれに抱えて暮らしていた。 そんな中、息子の死を乗り越えるために部屋の整理を始めたセチャンの母カン・スンが、セチャンの日記帳を見つける。中には「やりたいことリスト」がつづられていた。セチャンが七転び八起きの再結成を望んでいたことを知ったヘラは、セチャンの願いを叶えるため、プロデューサーのテプンの力を借りて動き出す。

街で偶然、セチャンそっくりな人物を見かけたヘラ。彼はセチャンの生き別れになった実の兄 レイだった。セチャンに別の兄がいたことにショックを受けるセジョンは、 レイの存在を受け入れることができない。しかしセチャンの「やりたいことリスト」を見たレイは、弟の代わりに七転び八起きに加入する。メンバーたちを訪ねてセチャンの家にやってきたテプンは、セチャンとヘラの家が隣同士なのをいいことに、寮にすることを提案する。

七転び八起きは皇帝エンターテインメントのファン会長の妨害により、作曲家に楽曲提供を断られてしまう。しかしそんなことではめげない彼らは、昔の歌のカバー曲でデビューしようと練習に励む。一方セジョンは、ファン会長の娘スカーレットと寄り添う姿をスクープされ、身に覚えのない熱愛スキャンダルに巻き込まれる。ある日、気まぐれで音楽番組に穴を開けたスカーレットの代わりに、七転び八起きに出演依頼が舞い込むが・・・。

インターネット上の七転び八起きのプロモーションビデオが評判を呼び、念願のスポンサー獲得に成功する。メンバーたちは喜び、張り切ってメーキング撮影に臨む。そんな中、ヘラへの気持ちを募らせたレイは、何かにつけて優しく接し、ヘラをドギマギさせる。ある日、ヘラとギターを買いに行く約束をしたレイは、待ち合わせ場所に向かう途中でエレベーターが故障し閉じ込められてしまう。ヘラが心配になるレイだが携帯の充電が切れてしまい・・・。