海洋クラブの航海訓練に出発した15人の少年少女達。突然の嵐に遭い、漂着した海岸には、恐竜を馬のように乗りこなす人間達がいた。彼らは自分達の世界に戻る為、様々な困難を乗り越えてゆく。

ダンマリが助けたプテラノドンの子供は、人間の言葉をしゃべる翼竜だった。しつこく追って来るなぞの兵士たちの狙いは、どうやらそのプテラノドンの子供にあるらしい。

中世の鎧のようなものを身につけたなぞの兵士たちは、なおもカシラたちを追って来る。追いつめられた彼らを助けてくれたのは、恐竜にまたがった美女だった。彼女は近くの町ルバール市長の娘マニュアと名乗った。

マニュアのおかげで彼女の家に隠れることになったカシラたち。町で生け捕りにされた恐竜たちが、檻に入れられひどい扱いを受けていることに憤りを感じたカシラたちは、恐竜救出作戦を実行することにした。

敵情視察にかこつけ、市長邸で行われるモサール将軍の歓迎パーティに潜りこんだカシラたち。だが、姫のためにと、食料を物色していたゴッドとスネークが兵士に発見されてしまった。やむなくルバールを脱出するはめになった一行だが…。

子供たちをかくまった反逆罪で、マニュアの処刑が決定されてしまう。危機一髪！処刑場におどりこみ、彼女の救出に成功したカシラたちだが、その眼前に宿敵・モサール将軍が立ちはだかった。ついに、カシラ対モサールの一騎打ちが開始される！