ある出来事が次の出来事につながり、新たな出会いを呼び、別れを連れてくる。まるで一本の電線のようなもの。私たちはみんな、その上で綱渡りをしている。大人たちの“情事と事情”が複雑に絡み合った恋愛群像劇。(C)NTT DOCOMO,INC.
エピソード1
優雅なお茶の時間
昼下がり、高級ホテルのティーラウンジには優雅な時間が流れている。そこでは友人の祝い、雑誌の取材、そしてある者は情事を重ね、ティータイムを楽しんでいる。フリーライターの彩江子(さとうほなみ)は雨の降る夜、バー「水無月」に足を踏み入れる── [drmm]
エピソード2
わたしの美しい世界
これ一本分だけ、付き合ってもらえませんか?朝日が差し込む窓辺で煙草を吸っている寝起きの世良(佐藤寛太)。彩江子は愛里紗(倉科カナ)に世良のポートフォリオを渡す。私の世界には美しいものだけ。美しいものに囲まれて幸せを感じる愛里紗の仕事場に世良がやってくる──
エピソード3
少し変わったリクエスト
愛なんて不確かなものに、私は縛られたりしない。今を自由に生きようとする、まりも(森香澄)は、昼にピアノを弾いて、夜は修(金子ノブアキ)との情事を重ねる生活を続けている。愛里紗は恋愛小説の装幀に世良の写真を使う提案をする。バー「水無月」でひとり飲む彩江子の前に現れたのは──
エピソード4
雨のち晴れ、ときどき淋しい
ベッドの上、目を覚ます流奈(真飛聖)。隣に玲門(寺西拓人)の姿はない。彩江子は世良との出会いによって揺れている自分に悩む。一輪の白い薔薇を手に帰ってくる玲門。二人の運命の再会を思い出す流奈だったが、ある電話がかかってきて流奈が向かった先は──
エピソード5
手に入らない最愛のひと
愛里紗のお祝いをしていた修だったが、まりもの誕生日に駆けつける。家に戻ってくると、それでも唯一落とせない女、愛する妻が待っていた。装幀デザインの打ち合わせのあと、世良は愛里紗をランチに誘う。そしてついにニューヨークから英里華(倉科カナ)が帰ってくる──
エピソード6
あの人の隣は
小説「脱ぎ捨てる」の出版パーティが開催される。愛里紗のデザインと世良の写真で仕上がった装幀に喜ぶ彩江子。一方、まりもは修との関係を断とうとする。お義兄さんじゃなくなってくれる?久しぶりの再会に情を交わす修と英里華だったが──
倉科カナ
さとうほなみ
佐藤寛太
森香澄
寺西拓人
金子ノブアキ
真飛聖
的場友見