トンディー（Thongdee＊ニックネーム：トンThong）は継母と継父と暮らす17歳の美少女。食料品店のオーナーである継母は幼い彼女を養子に迎え、幼い頃から働かせてきた。平凡な食料品店での生活に飽き飽きしていたトンディーは、名声と富に恵まれたスターになる夢を抱いていた。公務員の両親を持つハンサムな大学生フィスット（Phisut＊ニックネーム：ピートPete）に出会うまでは、トンディーは男性に興味を示さなかったが、彼との出逢いは、彼女の幸せへの欲望を駆り立てるきっかけとなった。 より良い生活を求め、トンディーは彼女に夢中なフィスットに身を捧げる。二人は彼女の家で密会していたが、ある日継母に見つかってしまう。継母は非常に怒り、彼らを家から追い出そうとするが、激しい口論の末、継母は階段から落ち、頭を打つ大けがをしてしまう。警察に通報されることを恐れたトンディーは、助けを求める継母を見捨て、金目の物を盗み、フィスットとともにバンコクへ逃げてしまうのであった。 不運なことに、それから間もなく最愛のフィスットは交通事故で死んでしまう。彼の死後、トンディーの美しさと魅力に惹かれて、求婚者が次々にあわらわれる。彼女はトンプラカイ（Thongprakai）と改名し、新しい幸せを掴もうとするが、彼女の幸せはそう長くは続かなかった。