新・湘南爆走族 荒くれＫＮＩＧＨＴ

湘南の闇を支配する男たちの群れBIKE PACK『輪蛇』……奴らは暴走族とは違う昼の光の中じゃ苦しくて息もできず、ただ走ることでしか自分を抑え切れない淋しい悪党どもの群れ……それが『輪蛇』というファミリーなのだ。『新・湘爆』シリーズ第一弾では、その湘南で最強・最速のファミリーの一員になることを志願する熱血高校生・春間勇樹が、『輪蛇』三代目リーダー「善波七五十ゼンバナイト」とそのメンバーたちの破天荒な生きざまに挑む奮闘記を描いた、ハード・コア・アクション！！（Ｃ）吉田聡・少年画報社／東映ビデオ

『ナイト勝負！R134の真の王者は私だ!!』『輪蛇』三代目リーダー善波七五十（ゼンバナイト）に突然、挑戦状が叩き付けられ、熱くなる春間。が、当の本人もメンバーさえもまったく関心を示さない。そんな時、湘南最強を目指すチーム『虎武羅』にヤクザの磯原が接近し、幹部の岩淵を抱き込み、“湘南大連合”を結成して『輪蛇』を飲み込むよう画策するが、総長・伊武がやられて湘南に動揺が走る──！（Ｃ）吉田聡・少年画報社／東映ビデオ

輪蛇二代目総長・木原が、ひとりで百目小僧へ殴り込んだ。百目小僧は、密かに輪蛇を潰そうと企む南部連合をバックに、輪蛇のメンバーをひとりずつ潰そうとしていたのだ。若い善波は輪蛇総勢で復讐しようとしない木原にもどかしさを隠せなかったが、木原がひとり乗り込んだのは、ファミリーを守る為だった。瀕死の重傷を負った木原が、善波へ南部連合への復讐を託す。輪蛇が生き残れるかどうか──。 善波は、血のエンブレムを握りしめ、南部連合のアジトへ向かうのだった……。 （Ｃ）吉田聡・少年画報社／東映ビデオ

疫病神と言われた「あいつ」が帰ってきた。かつて白骨街道のアインシュタインと呼ばれた男、美園。今ではただのアル中だが、美園は極悪非道さのあまり自滅した『がらがら蛇』のマシーンをチューニングしていた男だ。「疫病神に関わるとロクな事がないぜ！」メンバーの忠告をよそに、美園を庇う善波。だが、その予言が的中するかのように、刑務所を出た『がらがら蛇』の生き残りが、プロの喧嘩屋を雇って“輪蛇”のメンバーを潰しにかかる……。（Ｃ）吉田聡・少年画報社／東映ビデオ