石ノ森章太郎とりん・たろうがコンビを組んだことに加え、メカものに定評のある石黒昇などが絵コンテに参加、また、当時人気絶頂のアイドル天地真理がナレーションをつとめていたことでも話題を呼んだ作品である。宇宙のかなたの妖精の星(フェアリスター)は平和な星であった。ところが、ある時ブルンガという悪者の反乱によって、フェアリスターは乗っ取られてしまった。時の王サリバン王はブルンガの手にわたる前に、エクレア王妃とチョビン王子を宇宙船にのせて脱出させたが、途中ブルンガの攻撃にあい、王妃(ママ上)と王子(チョビン)は別れ別れになってしまう。地球にたどり着いたチョビンは、天川博士、ルリ、そして森の仲間たちの協力を得て、ブルンガの送り出すサイボーグ犬、レーダーこうもり達と戦いながら、いつしかママ上と再会できることを夢見るのであった。
