現代の端役女優ツァイウェイがある日、目を覚ますと時代劇のセットのような屋敷の中で花嫁衣裳を着て棺桶の中にいた。花婿の皇子ホワイジンが結婚式の前日に死亡したので婚約者も後を追うのが掟だと告げられ、ドラマの撮影だと勘違いしたツァイウェイは、渡された毒酒を何も考えずに飲んで死んでしまう。次に目覚めると結婚式の前日になっていた。またしても皇子ホワイジンが死亡し、ツァイウェイはあとを追うはめになるが･･･

ツァイウェイとホワイジンが塀を越えてこっそり王府に戻ると、妓楼へ行ったことが平陽王にバレてしまう。ツァイウェイはここぞとばかりに家訓を無視したので婚約を破棄して欲しいと王に訴えるが、ホワイジンは連れて行ったのは自分なので皇子の称号を剥奪してほしいと訴え、結局2人は尻叩きの罰を受けるはめに。王妃はホワイジンをおとしめるため、姪のジンシューに誘惑するよう命じていたがうまくいかず、次の計画に移ることに。

王妃はかねてより、姪のジンシューにホワイジンを誘惑させツァイウェイとの婚約を破棄するよう仕向けていた。だがジンシューはなかなか誘惑できない。業を煮やした王妃は媚薬を使ってツァイウェイとホワイビーに過ちを犯させ、それに怒ったホワイジンが婚約を破棄するという筋書きを実行に移す。媚薬が入った菓子を食べたツァイウェイは急に体が熱くなり、意識がぼんやりとしてホワイビーをホワイジンだと勘違いをしてしまう。

婚礼の当日を迎え、ツァイウェイが着飾っていると、皇子が急死したと知らせが入る。昨日の夜は元気だったのに、急死する理由が見当たらない。皇子を生き返らせるために、ツァイウェイはまた殉死を選んだ。次に目が覚めると婚礼の60日前になっていた。何度もタイムループを繰り返しているツァイウェイには、次に何が起こるか分かっている。ツァイウェイの予言がが次々と当たることにホワイジンは訝しく思うようになるが･･･