2011年1月に放送した連続ドラマ「最上の命医」の特別編。主演の斎藤工が、自ら病に冒されながらも、消えそうな小さな生命に極限まで向き合う小児外科医の西條命を、引き続き演じる。そのほか、斉藤由貴、上地雄輔、南沢奈央、大河内浩、池内博之、泉谷しげる、船越英一郎が出演。
最上の命医 2016
末期がんだった小児外科医の西條命 (斎藤工) はアメリカで最先端治療を受けて5年ぶりに帰国。再発の危険性を抱えながら、小児科医・三好政安 (上地雄輔) が在籍する慶良総合病院で働き始めるが、激務の上に訴訟も多い小児科の医師達は疲弊していた。命は中でも極端にリスクを嫌う医師・織田玲子 (斉藤由貴) が気にかかる…。ある日、喘息と診断された女児の胸部に腫瘍を見つけた命は、それがただの腫瘍ではないことに気付き…!
最上の命医 2017
小児外科医の西條命 (斎藤工) は呼吸困難に陥った中学生・萩尾萌絵 (桃果) の応急処置を施すが、原因が妊娠高血圧症だと気づき、近くの病院に飛び込む。そこはアメリカで命と師弟関係にあった小児外科の権威・手塚義富 (草刈正雄) が勤める病院だった。術後、手塚に「うちで働け」と誘われた命は、萌絵の担当になることを条件に承諾する。父親不明の子を宿した14歳の萌絵を、母・一路 (大塚寧々) は激しく追及する。名門中学の教頭で、幼少から厳しかった一路を恨む萌絵は、出産は一路から逃げるためと豪語。しかも、赤ちゃんを一路が里子に出そうとしている事を知った萌絵は―! 一方、命は手塚の娘・里香 (志田未来) と出会う。視覚に障害を持つ里香は、アメリカで障害者支援の研究中だが、手塚のある変化が気になって日本へやってきたという。