園場(田辺誠一)はレストラン「ヘブンズドア」のオーナーシェフ。ひねくれ者の園場が先代から店を継いでから、売り上げは落ち込んだまま。そんなある日、園場の前に織田信長(竹中直人)が突然、時空を超えて現れる。本能寺の変で明智光秀に追い詰められた信長は、うまいものを食べてから自害したいという。空前絶後の料理を作れと命じ、いきなり刀を向ける信長。本物だと信じられない園場は、目を盗んで逃げ出そうとするが。[FICT](C)NHK/国際放映
シェフ園場(田辺誠一)は、来店した織田信長(竹中直人)が本物かどうか信じられないでいた。そんな中、クレオパトラ(小沢真珠)が紀元前のエジプトから、時空を超えてやって来る。美貌を誇るクレオパトラは真珠の首飾りを差し出し、これに見合う料理を作れと注文する。園場がクレオパトラの無理難題に頭を悩ます中、二番手シェフの面津(鈴木浩介)は、どちらが彼女を満足させられる料理をつくれるか、園場に勝負を挑む。[FICT](C)NHK/国際放映
園場(田辺誠一)は、ライバルが三ツ星レストランのシェフになったと聞き、落ちこんでいた。そんな園場をソムリエのあたり(木南晴夏)は優しく見守る。すると突然、キッチンの炎からジャンヌ・ダルク(トリンドル玲奈)が現れる。ジャンヌは火あぶりの刑が行われる中、神に救いを求めたら、このレストランにやって来たと言う。変幻自在に水や火を操り、華麗な料理をつくりだす園場を、ジャンヌは神様と呼び始める。[FICT](C)NHK/国際放映
ジャンヌ(トリンドル玲奈)の加入で、レストランはにぎわいを取り戻し始めていた。ある日、店のお金が無くなり、あたり(木南晴夏)はその行方を調べる。そんな中、新選組の土方歳三(松田悟志)が、幕末からタイムスリップしてやってくる。土方は官軍との戦いに敗れ、指揮官としての責任を痛感していた。シェフ園場(田辺誠一)の前に、亡くなった部下が残したホタルイカの干物を差しだし、これを生き返らせてほしいと頼む。[FICT](C)NHK/国際放映
ある日、千恵(福田麻由子)がレストランのドアを開けると高貴な女性が倒れていた。フランス国の王妃、マリー・アントワネット(シルビア・グラブ)を名乗る彼女は、ギロチンの刑に向かう途中で意識を失ったという。園場(田辺誠一)はマリーを元気づけようとオーダーを尋ねるが、彼女は心を閉ざしたまま、何も話さない。そんな中、園場は面津(鈴木浩介)と一緒に、どちらが先にマリーを元気にする料理を作るか、勝負を始める。[FICT](C)NHK/国際放映
有名グルメ誌の調査員が来ると聞き、園場(田辺誠一)たちは意気込む。そんな中、フロアからどなり声が聞こえてくる。フランスの皇帝・ナポレオン(武田鉄矢)がタイムスリップして現れ、客とワインの味について言い争いをしているのだ。園場は口論を収めるが、ナポレオンの機嫌は悪い。かつてヨーロッパを制したナポレオンも、晩年はとらわれの身となり、不遇な生活を送っていた。そんなナポレオンは、迷惑な料理を注文する。[FICT](C)NHK/国際放映