宇宙世紀0153年。“ポイント・カサレリア”では、13歳の少年ウッソ・エヴィンとザンスカール帝国軍“ベスパ”の士官クロノクル・アシャーが激しいMS戦を繰り広げていた。ウッソは一度は敗れるもののVガンダムの合体に成功し、クロノクルを撃退する。
シャクティは戦争に巻き込まれた3日前の事件を思い出していた。その日、ウッソは空を飛んでいるとクロノクルの操縦していたMSと遭遇した。偶然からMSを奪ったウッソはベスパの地上侵攻が始まったこと、そしてザンスカール帝国に抵抗するリガ・ミリティアの存在を知る。
ウーイッグの街は炎に包まれていた。ウッソは憧れの少女カテジナを助けるために街へ向かうもののベスパのMSから攻撃を受ける。奇跡的に避難所でカテジナに会うことができたウッソは、戦火の中から助け出した赤ん坊カルルマン・ドゥカートゥスとともに脱出するのだった。
カミオン隊は、コア・ファイター修理のため、カサレリアの森に隠れていた。べスパは、彼らを炙り出すために無差別爆撃を開始する。ウッソは、シャクティを守りカミオン隊を逃がすため、再びMSに乗り、撃退するのだった。そして今、ウッソ達はカミオン隊と共に居るのであった。
ウッソとVガンダムの戦果にリガ・ミリティアは沸き立つが、カテジナだけは子供を戦争に巻き込む大人たちを批判する。一方、べスパのガリー・タンが試作MSゴッゾーラで出撃。彼の歪んだ執念に戦慄を覚えつつもウッソは撃退する。その頃、クロノクルは工場に潜入していた。
カミオン隊のリーダーのオイ・ニュング伯爵とカテジナがクロノクルに拉致された。一方、争いを嫌ったシャクティは、ひとりカサレリアへ帰る。彼女を心配しつつも、ウッソはカミオン隊に同行した。ベスパのワタリー・ギラが仇討ちを仕掛けたが、相手が子供だと知って自害する。
阪口大介
声の出演
黒田由美
Shakti Kareen
渡辺久美子
Katejina Loos
檀臣幸
Cronicle Asher
富野由悠季
監督