癒しの力があるという上古遺族の四葉の蓮に咲いた2輪の花が仙界で人の姿となり東極青離帝君・応淵 (おうえん) によって姉は芷昔 (しせき)、妹は顔淡 (がんたん) と名付けられる。それから500年。霊力の弱い芷昔は懸命に仙法の修練を続けて妙法閣の副主事となり、霊力が強い顔淡は出世に興味を持たずに北溟 (ほくめい) 仙君の下で魚の餌係として気ままに暮らしていたが…。
エピソード1
蓮の姉妹
癒しの力があるという上古遺族の四葉の蓮に咲いた2輪の花が仙界で人の姿となり東極青離帝君・応淵 (おうえん) によって姉は芷昔 (しせき)、妹は顔淡 (がんたん) と名付けられる。それから500年。霊力の弱い芷昔は懸命に仙法の修練を続けて妙法閣・副主事となり、霊力が強い顔淡は出世に興味を持たずに北溟 (ほくめい) 仙君の下で魚の餌係として気ままに暮らしていたが…。
エピソード2
翻亀の君
応淵 (おうえん) は妙法閣の元主事・糸璇 (しせん) と通じていた魔族の長老・霑夷 (てんい) を成敗。情愛を禁じる天律を破った糸璇を帝尊の命で情刑に処すが、彼女が人間に生まれ変われるように計らう。一方、顔淡 (がんたん) はある失敗から北溟 (ほくめい) 仙君の元を去って応淵に仕えることに。彼女にとって応淵は命の恩人ではあるもののこれまで悪い印象しかないため不満を隠せず…。
エピソード3
黒魚の精
顔淡 (がんたん) は人の姿になったばかりの黒魚の精・余墨 (よぼく) が上古遺族の九鰭の末裔とは知らずにあれこれと世話を焼く。また、応淵 (おうえん) が自分に意地悪ばかりすると腹を立てて仙法を使って反撃しようとするが、ことごとく失敗する。実は、顔淡の能力を見抜いていた応淵はわざと負けず嫌いの彼女を刺激して仙法を学ぶよう導いていたのだったが…。
エピソード4
身代わりの囮
芷昔 (しせき) と顔淡 (がんたん) に執拗に嫌がらせをする妙法閣の主事・蛍灯 (けいとう)。彼女は憧れの応淵 (おうえん) に厳しく叱られ恨みを募らせる。そんな中、芷昔が副主事の仕事として廃棄する法器を遣雲宮まで運ぶことになる。だが、これが法器を盗もうとする魔界の反乱者を誘き寄せる罠と知った顔淡は姉の身が心配となり、代わりに自分が運びたいと応淵に訴えて…。
エピソード5
今宵の銀河
応淵 (おうえん) は顔淡 (がんたん) が執筆中の創世の戦いを描く劇の台本をこっそり添削し、顔淡は数万年前の出来事にこんなに詳しいのは誰だろうと驚く。そんな中、仙兵総管・火徳 (かとく) が応淵の書いた棋譜を無理やり奪っていき、顔淡はその棋譜を応淵と一緒に取り返すことに。その後、棋譜にあった一番の難問を解いてみせた彼女は応淵に星空を見たいと言い…。
エピソード6
課せられた宿命
仙族の母が修羅族の父と情を通じて生まれた子である業を背負う応淵 (おうえん)。彼は天律を遵守し恩人である帝尊に尽くし六界の平和を守ることだけを考えてきた。そのため顔淡 (がんたん) にも厳しい態度を取り続けるが、人懐っこい彼女に心を許していく。また、余墨 (よぼく) も面倒を見てくれる顔淡を信頼して慕うようになるが、折しも魔族が仙界を侵攻し…。
Yi Cheng
レイ・チャン
Zi Yang
Linda PingJuan Zhang