仙族の長老たちが過去鏡を狙う魔神によって襲われ、仙族の子女・蘇蘇は彼らを守るため魔神に立ち向かう。戦いの最中、開いた過去鏡に呼びかけられた蘇蘇は、平凡な人間だった魔神の過去、澹台燼の姿を見る。

澹台燼の妻・葉夕霧となって過去にたどりついた蘇蘇。だが、そこで出会った澹台燼は、魔神になるとは思えないほど弱い人間だった。もともとの夕霧によって虐げられてきた澹台燼の様子に、蘇蘇は複雑な想いを抱く。

澹台燼を調べる蘇蘇は彼に話しかけるようになる。一方、澹台燼は雰囲気の変わった夕霧を不思議に思っていた。景国の皇子で、人質として盛国にいる澹台燼。苦しみのなかにいる彼を蘇蘇は救おうと動きだす。

夢の妖怪に捕まった澹台燼と蘇蘇。そこで蘇蘇は澹台燼の乳母・榮心の夢の中に入り、澹台燼の過酷な人生、そして彼の性質を知るのだった。一方、澹台燼は自分に感情がないのは、愛情糸を持っていないためだと知る。

夢の妖怪を取り込み妖力を得た澹台燼は、その力に魅了されていた。だが、夕霧の手に傷があるのを見て、夢の中で助けられたことを思い出す。そんななか、盛国第六皇子の蕭凜は夕霧の姉・氷裳との婚姻を決意する。