歌麿、国芳などの人気絵師は、意表を突く表現で大ヒットを連発した。しかし当時、浮世絵は、幕府から出版停止などの厳しい規制を受けていた。歌麿は刑を受け亡くなったほど。なぜ、浮世絵は人気を得たのか?そこには、激しい販売競争が行われる中、新興版元が絵師とタッグを組み、新商品を開発する動きが…。さらに意外にも、幕府権力による規制が、ヒット作を生み、浮世絵を成長させるという「逆説」があった。ヒットの謎に迫る。[HIST](C)NHK
幕末、日本を訪れた外国人も驚いた「園芸ブーム」。そのきっかけを作ったのは、意外にも徳川家康や秀忠だった!彼らが美しい花にこめた思惑とは?当時、植物の栽培技術は高度に発達、現代では見ることのできない花も生み出された。さらに「園芸バブル」が発生。今の価値で1鉢1億円近い値がつく植物も登場した!それは一体なぜか?熱狂とバブルを生んだ江戸の園芸。謎を探ると、コロナ禍に揺れる現代に通じ合うものが見えてくる![HIST](C)NHK
江戸時代、日本人の6人に1人が詣でたといわれる大人気スポット伊勢神宮。子どもや女性が家出して伊勢参りに向かう事件も頻発。無料で旅するという、夢のようなことまでできたのだ!この“江戸の民族大移動”は、いったいなぜ起きたのか?大ブームの裏に、黒幕集団の存在が?そして、あの有名人もこのブームに一役買っていた?歌舞伎俳優・尾上松也さんが、浮世絵に描かれた暗号に注目しながら、伊勢参りの謎を探っていく。[HIST](C)NHK
大火、大噴火、大地震…。災害に襲われ続ける中で、江戸は人口百万、当時世界最大級の街に発展した。一体それは、なぜか?▼花見が防災活動になる一石二鳥のアイデア政策とは?▼江戸時代に“電柱”!?謎の物体を追うと、江戸ならではの災害復興力が見えてくる!▼繁華街が消えた!ミステリーをひもとくと「乱開発」と「災害対策マニュアル」の意外な関係が…。知恵と経験で災害を乗り越え築き上げられた花のお江戸。その謎に迫る[HIST](C)NHK
江戸時代、不思議な季節の行事が人気だった!細~いお月様を見るため大群衆が飲めや歌えの大騒ぎ!七夕に、巨大な無数の七夕飾りで街が“ジャングル”に変身!さらに行事の基となる暦=カレンダーも謎いっぱい。浮世絵に、なぜか数字が隠されるように描かれた「暦」。数字は「月」だけで「日付」はないのに「暦」だというのは一体なぜ?「暦大国」となった陰の「幕府の思惑」、そして人々が暦と季節の行事に夢中になった謎に迫る。[HIST](C)NHK
現代人と同じく、江戸っ子もお化け・妖怪が大好き! 人気の秘密を探ると、見えてくるのは「お化け大変身」!? 舞伎俳優・尾上松也が、お化けの妖しい魅力の謎に迫る![HIST](C)NHK