2008年に陽県で、暴行事件から少女を助けた女性が殺害された。10年後、龍州市では学術セミナーが開かれ、催眠術師の陸風平 (ルー･フォンピン) は持論を述べる。そんな中、セミナー会場にいた刑事の羅飛 (ルオ･フェイ) は、事件が起こったため現場に出向く。

殺人事件を捜査する羅飛。被害者の趙麗麗 (ジャオ･リーリー) の元恋人で、趙麗麗宛ての宅配便の差出人である姚舒瀚 (ヤオ･シューハン) が疑われる。その後、酔っ払って帰宅した姚舒瀚は、数年前に起こした事件の被害者である方蕾 (ファン･レイ) の幻覚を見る。翌朝、姚舒瀚は…。

3人目の被害者、李小剛 (リー･シャオガン) が冥銭の舞う装置の中で倒れているところを発見される。羅飛らは、これまでの3つの事件は何者かが催眠術を使って起こした事件だと考える。そして、羅飛は陸風平を訪ね、捜査への協力を請う。

羅飛らは、李小剛宛ての宅配便の差出人になっていた林瑞麟 (リン･ルイリン) を訪ねる。犬を食用として売ろうとしていた林瑞麟が李小剛らに襲われた時の話を聞く羅飛たち。そして羅飛は、連続殺人事件の解決に向けて陸風平の恩師、凌明鼎 (リン･ミンディン) に会う。

陸風平の先輩である蕭席楓 (シャオ･シーフォン) の親友、塗連生 (トゥー･リエンション) は犬事件の後に自殺していた。蕭席楓の家宅捜索をする羅飛は、親友を失った蕭席楓が復讐として一連の催眠殺人事件を起こしたと考える。次の被害者は林瑞麟だと予想した警察は…。

蕭席楓の身柄を拘束した羅飛たちは、共犯者がいる可能性を考える。一方、林瑞麟は勝手に病室を抜け出してしまい、路上で宅配便の配達員と出くわす。その直後に林瑞麟は警察に行くが、配達員に会ったことを覚えていないと言う。