主人公の少年・東和馬は6歳の時、近所のパン屋のオジさんとの出会いをきっかけに、日本が世界に誇れるパン“ジャぱん”作りの夢を抱く。そして10年後、真のジャぱんを追い求め、ベーカリー界のカリスマ・パンタジアの門を叩く。
生まれつき人並み以上に温かい『太陽の手』を持つ和馬は、パンタジア本店の新人採用試験に挑むこととなった。試験途中、太陽の手で作ったジャぱん55号(あんぱん)を食べた河内恭介は、和馬を警戒して妨害。試験の残り時間1時間で和馬の生地を台無しにしてしまうのだが…。
パンタジア本店採用試験の次の課題は“クロワッサン”。河内は諏訪原がクロワッサン作りの名手と知り、試験に勝つために和馬の太陽の手を利用しようとする。和馬、河内、諏訪原、月乃、果たして本店採用の栄光は誰の手に…!
和馬と河内は、二人の実力と人柄を認めた月乃にスカウトされパンタジア南東京支店で働くことに。しかし月乃は、二人の作るフランスパンを店頭で販売するか否かを店長に判断してもらうと言う。そして、南東京支店長の松代は販売を認めるために、二人へ奇想天外な課題を出すのだった!
パンタジア南東京支店長、松代は馬も喰うフランスパン作りを命じ、明日までにできなければ和馬と河内の採用は取り消すと宣言! 食物アレルギーを起こす牛乳もバターも使わずに、かつ、味も損なわないパン作りを目指し、二人はそれぞれの方法で課題をクリアしようとするのだが…。
パンタジア青山本店の盛況ぶりに比べ、パンタジア南東京支店の営業が振るわない。斜向かいに立つライバルベーカリーに客を奪われているせいだ。その店、サンピエール東京本店の店長・模糊山剛と初めて出会った和馬は、あからさまな挑発を続ける模糊山と、テレビで新作パン対決を繰り広げることとなるのだった。
小林由美子
声の出演
子安武人
Ryo Kuroyanagi
東地宏樹
Ken Matsushiro
大塚千弘
Tsukino Azusagawa
井上麻里奈
Shigeru Kanmuri