話題のベストセラー小説や人気コミックのドラマ化はもちろん、ドキュメンタリードラマ、地方発ドラマ、人気ドラマからのスピンオフなど、明日の元気につながる“感涙ドラマ”を送る。(C)NHK
エピソード1
生きたい たすけたい
2011年3月11日、東日本大震災発生。宮城県気仙沼市で、着の身着のままで公民館に避難した、446人。避難した人々を容赦なく襲う、10mを超える津波。小さな命を守るため、障害児施設の園長を務める真佐子(原田美枝子)や保育所所長・つつじ(余貴美子)をはじめとする大人たちは子供らに優しく語りかけ、身をていして、寒さや火災、そして恐怖と必死に闘い続けた。そんな時、ある奇跡の絆が彼らの窮地を救う。[FICT](C)NHK
エピソード2
途中下車
旅行雑誌の敏腕編集者として、仕事にまい進する灰島(北村一輝)。自らの企画が次々とヒットし、販売部数も右肩上がり。そんな彼がある日、電車の中で、息荒く冷や汗を流し強い不安に襲われる「パニック症」の発作を起こす。やがて仕事も行き詰まり、妻の紗江(原田知世)や息子・樹(松田知己)と衝突が絶えず、パニック症もひどくなっていく。孤立を深める灰島。すがるようにカウンセラー(野際陽子)に相談に行くが…。[FICT](C)NHK
エピソード3
LIVE! LOVE! SING! 生きて愛して歌うこと
福島の震災から避難し神戸で暮らす高校生・朝海(石井杏奈)は、恋人の教師・岡里(渡辺大知)を巻き込んで旅に出た。同行するのは寡黙な少年・勝(柾木玲弥)、ギャル風の少女・香雅里(木下百花)、そして、純朴な少年・本気(前田航基)。一行が目指すのは、原発事故の影響で立ち入りが制限された街、福島県富波町。母校の小学校にたどり着いた彼らは、長い旅の終わりに何を見、何を思うのだろうか。[FICT](C)NHK
エピソード4
紅雲町珈琲屋こよみ
北関東の町・紅雲町で、和食器とコーヒー豆の販売を営む「小蔵屋」。お店は、その品ぞろえと、店主である76歳の杉浦草、通称「お草さん」を慕う客で、いつもにぎわっている。お草さんは、店を訪れる客とふれあうなかで、ふと抱いた疑問から、地方都市の日常にひそむ小さな問題を解決していく。だがそんなお草さん自身、決して癒えることのない過去を抱えていた。しのび寄る老いの影のもと、前向きに生きるお草さんの姿を描く。[FICT](C)NHK
エピソード5
海底の君へ
茂雄(藤原竜也)は万引きを強要された少年・瞬(市瀬悠也)をかばい、その姉、真帆(成海璃子)に出会う。ある日パニックを起こした茂雄は真帆に救われ、中学で受けたいじめの後遺症で苦しんでいることを告白する。二人が関係を深める中、瞬がいじめを苦に自殺未遂を起こしショックを受ける茂雄に、かつてのいじめ首謀者・立花(忍成修吾)が「いじめがなくなることはない」と言い放つ。心に傷を負った茂雄は過激な行動を起こす。[FICT](C)NHK
エピソード6
喧騒の街、静かな海
水無月進(ディーン・フジオカ)と名乗る若いカメラマンが、行き場のない少女たちの受け皿になろうと声かけのボランティアを続ける精神科医・海老沢淳(寺尾聰)のもとに「あなたの活動を取材したい」と現れる。次第に交流を深める中で、海老沢はあることに気がつく。それは、進が実は自分が30年前に捨てた息子ということだった。いったい彼が自分を訪ねてきた目的とは…? ふたりは深い溝を越えられるのか? 感動のドラマ。[FICT](C)NHK