アイルランドのダブリンに住む病理医クワークは若い女性クリスティーンの遺体に目を留める。クワークの弟であり産婦人科医のマル・グリフィンが書いた死亡診断書では死因が肺塞栓となっていたが、改めて解剖を行うとクリスティーンが出産時に死亡したことが明らかになる。クリスティーンの子供の行方を探るうちに、クワークの過去の秘密がひも解かれていく。
病理医クワークのもとへ、ある女性の遺体が運ばれてくる。薬物の過剰摂取による死亡だと思われたが、検出された薬物に不審な点が多く自殺なのか事故なのかも断定できずにいた。さらには女性の夫も死因の特定を拒み謎はますます深まる。そんなある日、クワークは昔の教え子ビリーに再会し妻のディアドラを紹介される。やがてディアドラが溺死体で発見され体内からは不審な薬物が検出された。クワークは彼女の死の背後にある闇を探り始める。
サラの死後、酒に溺れて施設に入っていたクワーク。禁酒に成功してフィービと再会すると、連絡が取れなくなった友人エイプリル・ラティマーの行方を探してほしいと頼まれる。奔放な性格で数々の男性と浮名を流していたエイプリルは、ラティマー家の面々から疎まれていた様子で、産婦人科医の兄オスカーは彼女の行方に関心を示そうとしない。ところがクワークがハケット警部と共にエイプリルの家を調べてみると、ベッドの下には大量の血液が。2人はエイプリルの母セリアに事情を聞こうとするが、エイプリルのおじであり大臣を務めているビルに警告され、内密に捜査を進めることになる。
マイケル・ガンボン
Judge Garret Griffin
ジェラルディン・ソマーヴィル
Sarah Griffin
ガブリエル・バーン
Quirke
ニック・ダニング
Malachy Griffin
スタンリー・タウンゼント
Inspector Hackett