目覚めたら3人の彼氏

主人公ラヒには秘密があった。それは彼氏が3人いること。年下で甘え上手なゴヌ。優しく温厚なジフ。そして職場の上司のミンジュン。それぞれの彼氏にばれないように必死で行動するが3人が鉢合わないようにするのは一苦労。ゴヌと一緒に家に帰ろうとすると玄関先にはジフが！ジフと食事をしているとミンジュンから食事をしようとの電話が。ミンジュンが指定してきた場所は今ジフといるレストランだった・・・。ラヒはピンチを乗り越えられるのか！？

時は遡り、ラヒはある日突然交通事故に遭ってしまい、その後遺症で記憶喪失になる。事故後、連絡してきた男性3人に会うと、それぞれ自分は「ラヒの彼氏だ」と名乗る。記憶を失ってしまったラヒはなぜ自分に彼氏が3人もいるのか状況が掴めないでいた。しかし、医者に「決して記憶を思い出そうとしてはいけない」という忠告の通りにラヒは一度流れに身をまかせ、3人と同時に付き合い始める。こうしてラヒの映画のようなラブストーリーが始まった…。

3人と同時に付き合うことに罪悪感を抱いたラヒは会社の同僚に相談する。はじめは軽い気持ちで3人同時に付き合うことを勧めた同僚であったが、ラヒの悩む姿をみて「それなら1人に絞ればいい」と提案する。ゴヌ、ジフ、ミンジュンそれぞれとのデートを思い返し、誰に一番惹かれるか考えてみたが、3人とも魅力的でラヒは答えを出すことができなかった。そんな状況を羨ましがる同僚がトイレに席を立つと、一人になったラヒの背後にある人が近づいてきた…。

ラヒが3人の彼氏と同時に付き合ううえで一番大きな悩みが“3人ともラヒと同じ会社に勤めている”ということだった。幸い会社は社内恋愛禁止のため社員同士という体裁は保てているが・・・。ある日「会社の近くで待っている。退勤後に会社の近くで会おう」と3人から同時にメールを受け取る。1人を選ばないといけない状況だが、このままでは誰を選んだとしても結局は3股していたことがばれてしまう。一体ラヒはどうする・・・！？

仕事終わりにミンジュンに家まで送ってもらうことになったラヒ。ゴヌとジフにはうまいこと嘘をつきなんとかやり過ごす。帰り道に公園のベンチに座りミンジュと話しているとある一人の女性が話しかけてきた。どうやら久しぶりに会うミンジュの知り合いのようだが、ラヒに攻撃的な態度をとってきた。機嫌を損ねたラヒをどうにか落ち着かせようとミンジュンはラヒに近づいて大胆に・・・。との時間を楽しんだのも束の間、やっぱり3股は大変で・・・。

会社の行事で1泊2日のワークショップに行くことになったラヒ。しかしゴヌ、ジフ、ミンジュンの3人と同じチームになってしまった！3人と同時に付き合っていることがバレていけないのはもちろん、そもそもラヒの会社は社内恋愛が禁止だ。それぞれ密かにラヒとの時間を楽しもうとワークショップ中に近づいてくる。誰にも勘付かれてはいけない絶体絶命のラヒはこのピンチを切り抜けられるのか！？