心臓外科世界的権威として知られる外科医・神宮寺高志。自ら施した愛娘の手術で娘を亡くした。娘の事故は単なる事故とは思えなかったが警察が全く取り扱ってくれなかった。彼は「真実」を追う旅を始めるのだった。
エピソード1
真実を追う男1
心臓外科医の神宮寺高志は愛娘・愛子を自ら施した手術を執刀したが救えなかった無念からメスを捨て病院を去った。しかし、娘の死が単なる事故とは思えず自ら真相を突き止めようと考えていた。そんな折、恩師の白川教授の三回忌の法事に行った際に知人の診断ミスにより死亡したことを知り娘の愛子と死んだ人の娘を重ね合わせた神宮寺は越後中央病院内部に入る決意をする。調べていくうちにカルテの改ざん、診断ミスではなく殺人、関係者による自殺など次々と明るみになってくることを追及していく神宮寺。
エピソード2
真実を追う男2
心臓外科医の神宮寺は自ら執刀した手術で愛娘・愛子を救うことができなかったトラウマから病院を辞めていた。そんな折、大学病院時代の先輩で病院長をしている西田を訪ねて宮城県に着いた。街中で突然、神宮寺の背後で爆発音が響いた。咄嗟に現場に入り怪我人の応急措置を施す。神宮寺は警察に同行を求められる。爆発は事故ではなく爆弾によるものだと知った神宮寺は怒りに震えながら真実を追及していくのだった。