Martial Universe

人間界と魔界が存在する世、人間界では伝説の英雄・符祖が魔物を封印したとされる護符と符祖の後継者の出現が待たれていた。そんな中、かつて名門を誇った林家の末裔・林動は、父親の傷を治すため大炎王朝の四大豪族・雷家が主催する賭け試合に出場、賞金を手に入れる。その頃、太清宮の娘・綾清竹は魔封じの旅に出発していた。

林動は雷家の賭け試合で得た賞金で父親の薬を買って青陽村に帰る。そこで雷家を恐れる林家の族長・林穆から責められ、父親に癒えぬ傷を与えて名を上げた林琅天を引き合いに出してなじられる。林動は反発するが…。

鉄木山荘から青檀を救い出した林動は、魔物が取りついた雷家の執事に追われて逃走し、炎虎に助けられた。一方、林琅天と綾清竹は応歓歓の邪魔に遭いながらも魔物を追うが、最後に取り逃がしてしまう。

林琅天と綾清竹、応歓歓との遭遇を避けるため、洞窟の中に隠れた林動と青檀だったが突然洞窟が鳴動。逃げ出した2人は沼に飛び込み、沼の底で見つけた石に触れた林動は、不思議な力の導きで通背九響拳を習得する。

訪ねてきた老人と女性を林動は地下に閉じ込めた。大金を出してでも石を手に入れたがる彼らを不審に思う一方、石の元力で父親の傷を治せるかもしれないと思う。そこへ、弟の雷厲を捜す雷鐘が現れて林動を脅す。