あの「紅白歌合戦」の誕生秘話をドラマ化。ひとりの男の情熱とひらめきが奇跡を生んだ。昭和20年、終戦の年の大みそか。雪舞う東京に、笑顔と歌声が響きわたる…。(C)NHK
エピソード1
放送90年ドラマ 紅白が生まれた日
終戦後、新藤(松山ケンイチ)は、GHQに接収される放送局に戻ってくる。彼らの検閲は想像以上で、とりわけ日系人のジョージ馬淵(星野源)は居丈高で、新藤を悩ませていた。そんな折、新しい音楽番組を考えるよう指示が下る。新藤は後輩の光江(本田翼)らに励まされ「紅白歌合戦」の企画を考案。出演者探しに出かけたものの、並木路子(miwa)に出演を断わられ、またGHQからは「合戦」が不適切だとクレームが入る。[FICT](C)NHK