自然派

新潟県十日町市松之山の山間に2010年に移住してきた嶋村彰さん。現在は家族4人で田舎暮らしをしています。彼が耕作放棄地で育てているのは「神目箒 (かみめぼうき)」というハーブ。この「神目箒」を使ってお茶を生産し、多くの人に届けたいと奮闘を続けています。自然派のふたりは、お茶作りのお手伝いをしながら、特別な料理でのおもてなしも受けました。

今回の自然派は、森の管理人引馬英人さん38歳。長岡市小国町のおぐに森林公園で遊歩道の整備や公園内の施設作りに取り組んでいる森の管理人。森で遊ぶ、学ぶ、感じるをテーマに五感を刺激する森作りを目指している。個人的には子どもの頃から好きなモノ作りと経験を活かし流木作家として活動。流木アートを活かし空間演出も手掛けている。また多くの仲間たちを巻き込み森で食･農･暮らしを考える出会いと交流マーケットなども企画。番組の自然派、岡田やすし (TeNYアナウンサー) と遠藤ケイさん (作家･イラストレーター) の2人は、森の管理人引馬英人さんを訪ね、森を散策しながらおぐに森林公園の魅力と引馬さんの夢を伝える。キャンプ場も整備されている森林公園。岡田やすしが秋のアウトドアクッキングに挑戦!

今回の自然派は、福島県金山町･奥会津最後のマタギ、猪股昭夫さん68歳。マタギを生業にして45年、自然との共生を目指す山の守り人です。東日本大震災で原発事故が発生、直線で130km離れた金山町でも放射能汚染に見舞われ森も山も川も基準値を超える放射能物質が検出。町で取れた物は町外持ち出し禁止となりました。中でも沼沢湖に生息するヒメマスは大きなダメージを受け、専門家からは「沼沢湖はもうダメだ」と悲観的な声ばかり。そんな中、反対を押し切りヒママス漁の自粛が続いていても放流事業を続けてきた猪股さん。ヒメマスの遡上を見守るマタギを訪ねます。

竹あかり製作集団「かぐや」を主宰する小川茂秀さん43歳。長岡市を中心に竹あかりをメインとして活動している。ひょうたん作家としても幅広く活躍している人物だ。岡田やすし (TeNYアナウンサー) と遠藤ケイさん (作家･イラストレーター) の2人は、小川茂秀さんを訪ね竹林へ。竹灯りの材料となる竹を伐採する小川さん。自然派の2人も竹の伐採を体験。竹灯り製作の目的のひとつに荒れ果ていく竹林の再生がある。生活環境の変化から使われなくなってきた竹を竹灯りというアート作品で蘇らせる。小川さんは今、2020年東京オリンピック･パラリンピックに向けた「みんなの聖火」プロジェクトに新潟のサムライとして参加する。

2020年令和最初の自然派は、運気アップを求め群馬県の名峰･妙義山 (みょうぎさん) で御朱印登山! 岩壁や奇岩が立ち並び、日本三大奇景の一つとしても有名です。今回は一般登山者向け登山ルートの石門群登山道を登り天狗の評定という奇岩を目指します。自然が創り出した石門群の造形美に感動しつつ、スリル満点の登山道を注意深く登り天狗の評定へ。奇岩の上からは360度の大パノラマが広がりその絶景に感動する自然派の2人。帰りは妙義山に鎮座する中之嶽神社側へ下山。中之嶽神社 (なかのたけじんじゃ) は3000年前から縄文人が神の山と崇めた霊山、妙義山の一部である轟岩をご神体とする神社で、ここでも運気アップを願って参拝します。

植物とアートを融合した作品を発信しているTOMIZOUこと冨田昌希さん (44歳) を、自然派の岡田やすし (アナウンサー) と遠藤ケイさん (作家･イラストレーター) の2人が訪ねる。植物の魅力を伝える植物アーティスト･TOMIZOUさんは、実家の冨田造園に所属しながら植物アーティストとして活動している。音楽イベントや店舗のデコレーションなどオリジナリティ溢れる発想で話題を呼んでいる。TOMIZOUさんの活動の一つである植物のある暮らしをテーマにしたワークショップで、自然派の2人がドライフラワーを使ったボタニカルランプ作りを体験する。