高校の文芸部に所属する小野寺和紗たち女子5人。「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じたある一言……。その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。
エピソード1
豚汁の味
小野寺和紗は、所属している文芸部で他の部員たちと本の朗読をしていた。今まで読んできた作品とは全く違う大人な世界に戸惑う和紗。そんなある日の昼休み、一同は部長のり香から好きな作家の新作情報を聞く。作品の話題で盛り上がる中、新菜が口を開く。「私が死ぬまでにしたい事は・・・・・・」
エピソード2
えすいばつ
泉の自慰を目撃してしまった和紗は、ますます混乱してしまう。書店で性についての本を読み漁っていると、新菜から連絡があり、とある頼みごとをされる。男性の気持ちについて考える和紗だったが、翌日の部活ではセックスの代わりとなる言葉を考えることに。「サックス・・・・・・シックス・・・・・・ソックス・・・・・・」
エピソード3
バスガス爆発
廃部を言い渡された文芸部の面々は、回避するために戦うことを決意する。一方ひと葉は、英気を養うために訪れた書店で、別の女子高校生作家のデビュー作を見つけてしまう。編集者に問い詰めるもリアリティがないと言われ、チャットルームで相談することに。「チャットじゃなくて。実際にしてみたい」
エピソード4
本という存在
髪を切り、コンタクトをつけたり香。その変わり様に教室は騒然。騒ぎに居心地が悪くなったり香は逃げるように屋上へむかうが、それを追いかけてきた天城 駿に声をかけられる。その頃、和紗は泉の発言に悩んでいた。「自分じゃわからない。もやもやした感情に、名前をつけるために」
エピソード5
私を知らぬ間に変えたもの
泉は新菜に相談を持ちかけた。移動する電車の中、新菜は演出家の三枝 久を見つけ、泉を彼氏だと偽り紹介する。近くのカフェに入った二人、そこで新菜は三枝との出会いを話し始める。一方、百々子と話していた和紗は新菜について語るのだった。「ただ、なんというか・・・・・・菅原氏なら、納得しちゃうなって」
エピソード6
乙女は森のなか
文化祭で恋の伝説を作りたいという実行委員の依頼を受けた文芸部。和紗は、泉と新菜のことが気になり考えがまとまらない。り香は、付き合い始めた天城との距離感がいまいち掴めずにいた。そんな中、案をまとめるためにと、ひと葉は合宿に行こうと提案する。「もう少しだけ待って、もう少しだけ・・・・・・」
河野ひより
上坂すみれ
黒沢ともよ
麻倉もも
安済知佳
安藤真裕
岡田麿里