聖骸布は本当にイエスの時代の物なのか? いかにして像は形成されたのか? 今なお議論を呼ぶ各説に専門家が科学実験を重ね、謎の解明に挑む。

人類の歴史上、最も有名で不可解な巨大建造物のひとつ、スフィンクス。調査チームがその顔のモデルを暴き、最古の謎に答えを出そうと奮闘する。

コロンビアで発見された、ある儀式を形どった金細工はエルドラドの伝説と関係があるのか。現代の専門家が“エルドラドのいかだ”にまつわる謎に迫る。

コロンブスの航海する50年ほど前に存在した地図は既に北米が描かれていた。ヴィンランド地図と呼ばれるその地図は歴史を塗り替えるのだろうか。

小さなパピルス紙片の発見が、2千年続くキリスト教への挑戦状に。そこにはイエス･キリストが結婚していたことを示唆する内容が書かれていた。

カイロ郊外で巨像の胸部と頭部が発見された。当初はその規模と材質からラムセス2世のものだと考えられていたが、刻まれた象形文字によりプサメティコス1世のものだと判明する。専門家にもなじみの薄いファラオであるが、崩壊しかけた国を侵略者から救い、黄金時代をもたらした王だったのだ。なぜそれほどまでに功績のある王が、粉砕され埋まった状態で見つかるハメになったのか。彼が即位した頃から、エジプトの南北統一を果たすまでの過程を振り返ると共に、困窮したエジプトで巨像を残すことができるまでに至った功績をたどる。すると彼が伝統を重んじながらも革新的な考えを持ち、優れた外交力があったことがわかってくる。