証拠は語る～誰が母を殺したのか？

故郷のダンディーに戻り実験技師として科学捜査研究所で働き始めたエマ。教授が開設したオンライン講座を受講すると、架空の事件として紹介された事例がエマの母の身に起こった殺人事件と酷似していて衝撃を受ける。教授にそのことを伝えるがあくまで架空の事件だとして取り合ってもらえない。疑念を払拭できないまま、友達のスカイの母イジーのお見舞いに行く。久々にエマに会って喜ぶイジーだったが、彼女の口からエマの母の遺体は切断されて埋められていたという衝撃の事実を聞く。

サラとキャシーはエマの両親の写真に興味を引かれつつも、さらなる誤解を防ぐためにMOOCの内容を変更することに。スカイと共に夜遊びしたエマは、見知らぬ男性と一夜を過ごしたあと、バッグを忘れたことに気づいて再び店へ。そこで偶然出会ったダニエルという男性と急接近していく。一方、警察では引き続きクラブ火災の捜査が行われており、被害者3人のうち1人が意図的に殺害され、残りの2人は火事に巻き込まれて死亡したことが発覚する。

エマが母の死の真相を探り始めたことにより、周囲の人たちが巻き込まれ始める。ドリューは元妻マリーとの離婚後の関係についてエマと警部補のニールに説明することとなり、ジュリーや病床のイジーもニールから過去について聞かれることに。それに怒ったスカイはエマにナイフを向ける。しかし、エマは真相の追及を続けようとする。一方、キャシーとサラはマリーの捜査の不自然な点に気づく。ダニエルもまたクラブの火災の件で窮地に立たされる。

エマから連絡を受けたマッキンヴェン警部補は、マリー殺害事件の証拠を押収するべくイジーの病院へ。イジーは問題となっているベッドの提供を拒むが、当時の薬物使用が罪に問われないと知り、渋々承諾する。エマは薬物の危険性を知り、スカイにクスリを摂取しないよう警告するが、スカイは聞く耳を持たない。一方、過失殺人容疑をかけられたダニエルは、新たな弁護士をつけて罪を償おうとするが、弁護士は父親を裏切って起訴の取り消しを求めるべきだと告げる。そんな中、ダニエルは父親のフィルをエマに紹介し、3人は和やかに食事をするのだが、思わぬ所で再会したエマとフィルの間に緊張が走る。

フィルを恐れバルコニーに逃げたエマは隣人に救出され、彼と警察に行く。フィルは治安妨害罪で拘束される。エマとフィルの間で戸惑うダニエル。エマはニールにフィルとマリーの関係を調べるよう頼む。サラにダニエルとの関係がバレて、更にマリーの再捜査が正式に決まりキャシーが関わることになったため、エマはSIFAを辞めることに。ニールはフィルとマリーの繋がりを見つけ、フィルの元妻に話を聞くとフィルの祭りの日のアリバイが崩れる。

マリー･モンロー殺害事件の再捜査が正式に始まり、キャシーとピアは遺体遺棄現場で当時見落とされていた遺骨や靴跡を掘り当てる。一方、火災の真相に迫るダニエルは、母親の家でフィルが捏造した書類を発見。自らの起訴取り消しを求め、フィルに対する証人になることを決断する。イジーに当時の話を聞いたエマは、フィルが殺害犯だと確信して彼の元へ。そしてダニエルが見つけた書類がマリー･モンローの事件の新たな手掛かりとなり、ついに真犯人に法の裁きが下されることに。