没落した家を再興するため、そして両親が着せられた無実の罪を晴らすため、凌霄閣(りんしょうかく)を創設した樊凌霄(ファン・リンシャオ)。前人未踏の速さで天下一をかけた昇格試合に臨むことになるが、その試合の最中、なぜか自らが操る霊獣を制御する事ができなくなり、ついには呑み込まれてしまう。気が付くと、樊は見知らぬ青年・流鋒芒(リウ・フォンマン)の姿に生まれ変わっていた。しかも、使える霊獣は頼りなさそうなものばかりで……。すべてを失った男の、水底から這い上がる覇道譚が今始まる。
エピソード1
出立
家族が着せられた無実の罪を晴らすため、凌霄閣の若き宗主・樊凌霄(ファン・リンシャオ)は甲級への昇格をかけた試合に挑む。強敵相手にもひるむことなく、勝利を確信したのもつかの間、相棒の霊獣・ネンが制御不能に陥り、暴走。ファンは自らの霊獣に呑み込まれてしまう。
エピソード2
絶望からの生還
命を落としたと思われた樊凌霄(ファン・リンシャオ)だったが、目を覚ますと流鋒芒(リウ・フォンマン)という若者に転生していた。状況が飲み込めないまま白家の使いの者に捕らわれてしまったリウ。命じたのは白家の美しき令嬢・白漣素(バイ・リエンスー)だった。彼女はリウに襲われたことから彼を強く憎んでいるようで、白蛇の霊獣・シロを使って攻撃を仕掛けてくるのだった。
エピソード3
解散
凌霄閣が連盟から除名されたことを知った流鋒芒(リウ・フォンマン)。凌霄閣は樊(ファン)宗主の死ですっかり落ちぶれてしまっていた。それでも誇りをもって凌霄閣を守り続けていた段燁(ドワン・イエ)や谷霊(グー・リン)たちの元に、さらに侵略しようと他の門派が攻め込んでくる。
エピソード4
再生
ほとんどの仲間が去り、凌霄閣に残ったのは谷霊(グー・リン)、月彤(ユエ・トン)、程曦(チョン・シー)と、流鋒芒(リウ・フォンマン)の4人だけになってしまった。凌霄閣を再興するため戦力となる霊獣を捕まえるべく、リウが知る霊獣の生息地に向かうと、そこには希少度の高い霊獣を狙う霊獣師の蘇暮川(スー・ムーチュワン)がいて……
エピソード5
暴露
流鋒芒(リウ・フォンマン)たちは蘇暮川(スー・ムーチュワン)を助けるため自在教に乗り込む。そこに立ちはだかるのは自在教の分舵、悠遊会の舵主・悠揚(ヨウヤン)。ヨウヤンの使う影鬼の前に苦戦するリウは、樊凌霄(ファン・リンシャオ)だけが使えるはずの霊獣・ナマズの力を使うが、それをグー・リンに目撃されてしまう。
エピソード6
参戦
修行を積み、丁級の審査試合に挑むことになった凌霄閣の一同は、審査参加希望者の集合場所へと向かう。そこには審査試合に参加可能な数よりも多い8つの門派が集まっていた。審査試合の会場である審査島に行ける門派は各地域3つまで。まずは審査試合に参加する門派を決めることに。
増田俊樹
石見舞菜香
日高里菜
子安武人