連続テレビ小説・第76作の総集編。パティシエを目指す夏美は、婚約者の実家にある老舗旅館の女将修行をすることに。伝統と格式に戸惑いながらもライバルと競い合って奮闘する姿を描く。(C)NHK
エピソード1
第1部 わたし女将になります
横浜で父の店を継ぐためパティシエを目指す浅倉夏美は、ホテルマンの加賀美柾樹(まさき)と結婚するはずでしたが、柾樹は実家の盛岡にある老舗旅館・加賀美屋を継ぐため、夏美に別れを告げます。夏美は柾樹と離れたくない思いから、女将(おかみ)になると宣言します。柾樹の祖母で大女将のカツノは、仲居見習いから修行に励む夏美を優しく見守ります。ある日、夏美は宿泊客の子どもを連れ出して、命に関わるミスを犯します。[FICT](C)NHK
エピソード2
第2部 中途半端じゃ終われない
夏美は加賀美屋の人々の信用を失い、横浜に帰ってしまいます。しかし、“おもてなしの心”を極める思いを捨てきれず、結婚を白紙に戻して再び加賀美屋へ行き、大女将(おおおかみ)の許しを得て修業に戻ります。すると、夏美の前に将来の女将の座を賭けて競い合うライバルが現れます。女将の環(たまき)が推す彩華です。夏美は、次々と降りかかる試練にも負けず働き続け、次第に加賀美屋の人々の信用を得ていきます。[FICT](C)NHK
エピソード3
第3部 家族の和
女将(おかみ)の環(たまき)は夏美を後継者に決め、柾樹(まさき)と夏美は結婚式を挙げることに…。大女将のカツノは2人の結婚を心待ちにしていましたが、結婚式当日、息を引き取ります。外資グループが加賀美屋の買収を企てているとも知らずに、伸一は建て替え資金のために株式を渡してしまい経営権を失います。しかし、一番大切なものを失っていません。加賀美屋のおもてなしの心を知る人々が続々と応援に駆けつけます。[FICT](C)NHK