ある日、縁起のいい夢を見たタクシー運転手のオ・テク。夢のおかげかお客が絶えず喜んでいたところ、高額を提示する長距離客、クム・ヒョクスが現れる。目的地に着くまで自分の話をし始めたヒョクスだが、自分は殺人犯だと告白する。恐怖を感じたテクは何とか逃げ出すことに成功。その時、娘のスンミから電話がかかってくる。しかし聞こえてきたのはヒョクスの声だった。果たしてテクとスンミは無事に生き延びることができるのか?
エピソード1
タクシードライバー
ある日、豚の夢を見たテク。吉夢のおかげかタクシーの客が絶えず上機嫌のテクの元に、息子のスンヒョンから電話がかかってくる。ギャンブルをして姉のスンミの学費を使い込んでしまったというスンヒョンの話を聞き、自分が解決すると伝えたテク。友人たちにお金を借りるが100万ウォンが足りず困っていた時、高額を提示する長距離客、クム・ヒョクスが現れる。一方、息子を殺した犯人を追うスンギュは、話があるという息子の友人に呼び出される。
エピソード2
いい人はなかなかいない
ヒョクスがタクシーで出かけたと知ったスンギュ。防犯カメラの映像を見て、タクシー会社とナンバーを確認する。会社に問い合わせてヤン・スンテクの電話番号を教えてもらうが電話をかけてもつながらず、会社まで足を運ぶ。一方、ムクポへ向かう車中で昔話を始めたヒョクス。最初の殺人について話したあと、かばんから人の指を取り出し、テクに見せる。おびえたテクは、隙を見て防犯灯をつけるが...
エピソード3
何事にも対価が伴う
テクを助けようとした2人の青年を血まみれにしたヒョクス。それを見て命乞いしたテクは再びハンドルを握る。ムクポへ向かう道中、ヒョクスはユノについて話し始める。その時、後ろを走るパトカーから止まるようにと指示される。一方、銃を手に入れたスンギュはヒョクスを追ってムクポへと向かう。また、サービスエリアでの殺人事件について知ったキム刑事は、スンギュの言葉を思い出し、病院の防犯カメラの映像を確認しに行く。
エピソード4
羊と狼
ビニールハウスに転落したタクシー。怒り心頭のヒョクスはトランクにいた青年とテクの首にホースを巻きつけ、死にたくなければ自分の手で青年を殺すようにとテクを脅す。その後、ヒョクスとテクは別の車を探して移動する。テクは隙を見て逃げ出し、ある民家にたどりつく。住人に状況を説明して携帯電話を借りることに成功するも、ヒョクスが民家までやって来る。住人を守るためにヒョクスの前に姿を見せたテクだが...
エピソード5
笑う男
スンミの携帯からテクに電話をかけてきたヒョクス。ムクポまで送っていけばスンミは生かしてやると脅迫する。テクはスンミを助けるために隙を見て交番を抜け出すが、異変に気付いたスンギュに見つかってしまう。娘が人質になっていることを伝えると、警察に言わない代わりに自分も一緒に行かせてほしいとスンギュから頼まれる。スンギュの車でヒョクスを追い始めた2人だが、テクは途中でスンギュを降ろしてしまう。
エピソード6
起こるべきことは起こる
ジュンミンとの電話をつないだまま、ヒョクスとムクポへ向かうテク。スンミの居場所を聞き出そうとするが、電話がつながっていることがばれてしまう。絶体絶命のピンチに追いやられたテクだが、ムクポでやくざをしていたスンテクに密航船を手配してもらうことで命拾いする。しかしスンテクに紹介された事務所へ足を運んだテクは、警察だと疑われてしまう。テクは自分が警察ではないと証明するために人殺しのふりをして...
イ・ソンミン
ユ・ヨンソク
イ・ジョンウン
チョン・マンシク
Jeong Chan-bi
ウ・ミファ
ピル・カムソン
キム・ミンソン
Song Han-na
Aphoria