1998年、韓国科学高校の入学式。 母親の手作り弁当を持って登校したテウンは、生徒たちの注目を浴びて新入生宣誓をしているジョンギュを見かける。 授業初日から対立するジョンギュとテウン。 ジョンギュは平凡ながらも秀でた才能が垣間見えるテウンが気に入らない。 ある日、ジョンギュはテウンの提出したレポートと同じ内容が掲載された数学学会誌を見つけ・・・ 何も知らず図書館で本を探していたテウンは、大声で騒いでいる少女を見かける。 司書に「雪の女王」の本を売って欲しいと騒ぐ少女、ボラである。

チュンシクの見舞に訪れたテウンは、自殺すると暴れるボラを見かける。 テウンは手首を切ろうとするボラを引きとめる。 ボラは、父親に強引に行かされた見合いの場でゴヌと会う。 ショッピングに出かけたボラはチュンシクが働いている売り場に立ち寄る。 ボラはチュンシクの態度に文句をつけて騒ぎ立てる。 たまたまチュンシクに会いに来たテウンはボラに気付き止めに入るがかえってボラの怒りに触れてしまう。 結局チュンシクは会社をクビになり、申し訳ないテウンはチュンシクが会社に戻れるようボラを訪ねるが・・・

ボラを探しに墓地にやってきたキム会長は娘を想う気持ちを伝える。 ボラはたくさんのプレゼントを持ってテウンのいる体育館へ向かう。 スンリは生意気な態度のボラが気に入らない。テウンへのボラの気持ちが気になるスンリはチュンシクを通してボラの連絡先を知る。 テウンはスンリがボラに会いに行ったと知り、二人を探しに行く。 ゴヌは同僚医師ミノの診療チャートからボラの名前を発見する。 ゴヌはミノに代わってボラの担当医となる。 テウンは街で偶然見かけた母を探しに行くが・・・

「車を出してちょうだい！」 ボラの運転手となったテウン。 仕事初日からボラのわがまま振りが発揮された。 服のスタイルから香水まで自分好みに仕上げ、終いにはテウンのプライドを傷つけるような言葉もお構いなしである。そんなことには動じずマイペースなテウンにボラは運転手の仕事を辞めろという。 ゴヌはジャン博士にボラと良いお付き合いをしていると話す。それを知って憤ったボラはゴヌに二度とそんなことを言わないでと警告するが、ゴヌはこれを機に本気で付き合おうと言って・・・

ボラはドックがテウンということを知り、昔を思い出す。授業を終えて出てくるボラが突然倒れる。テウンは急いで病院へ運び、ゴヌからボラの病名を聞いて驚く。ボラはスンリにテウンがいつから体育館で生活していたのかを聞く。 キム会長を見送りに空港へ来たボラとテウン。テウンは滑走路で遊んでいた幼い頃の自分を思い出す。そんなテウンを見ながらテウンに出会った頃を思い出すボラだが・・・

ボラはキム会長に正式にゴヌを紹介し、会長もゴヌが気に入った。テウンは二人を祝福するが心にぽっかり穴が空いたようだ。二人の付き合いを記念してゴヌはボラにプレゼントを贈る。 チュンシクに会いにデパートに行ったスンリは偶然ボラと会う。 キム会長はテウンにもう一度勉強に取り組むことを勧めるが、テウンは断る。 スンリとボラの飲み会の場にたまたまテウンとゴヌも同席することになる。 テウンは幼い頃のボラとの思い出を語ろうとするが・・・