18世紀の朝鮮時代。密命により王の肖像画を描いていた元老画員が謎の死を遂げる。さらに、それを調査していた画員らも次々と殺される事件が勃発する。シン・ユンボク(ムン・グニョン)は、父の死のナゾを明かすために、男装で図画署の絵師となり、天才画家キム・ホンド(パク・シニャン)の弟子となり、事件の真相を探ってゆく。絵の中に隠されていた、キム・ホンドとシン・ユンボクの愛の物語。
エピソード1
第1話
時は、18世紀の李氏朝鮮時代。王室の画事を担う図画署は、絵師を目指す生徒たちで活気に満ち溢れている。ある日、問題児のシン・ユンボク(ムン・グニョン)は一人で写生へ出かけ、山奥の家で女性を見つける。夢中で盗み見ながら筆を走らせるが、彼女に気づかれてしまい逃げ出す。その女性は秘密裏に宮中を抜け出した王大妃であった。その事実が正祖に知られることを恐れ、描き手を探し出すことに。その頃、キム・ホンド(パク・シンヤン)は山で虎を描いていた。虎に近づき過ぎたために・・・。
エピソード2
第2話
キム・ホンドは、図画署の生徒に逆さの屏風の模写を命じる。彼は生徒の筆致をつかむことで、王大妃の絵を描いた者を見つけようとしていた。そんな中、ホンドは、ユンボクの感性に光るものを感じる。一方、別堤のビョクスと礼曹判書は、王大妃の厳命で掌破刑が執行されることになり、犯人が見つからなくても誰かがその犠牲になるだろうと恐れていた。課題作品の中から1枚だけ優秀なものを見つけたホンドは、王大妃の絵を描いた生徒を確信する。
エピソード3
第3話
ユンボクは、チョンヒャンの琴を聴きながら、掌破刑になると悲しみに暮れている。一方、ホンドは、ユンボクの才能を惜しみ、彼を刑に処すのは惜しいと正祖に訴える。図画署で掌破刑の準備が進められる中、ユンボクはホンドの指示通り馬を走らせ逃げる。そして、迎えた刑執行の時間。礼曹判書に犯人は誰かと追及されたホンドは、捜すことができなかったと答え、生徒にその絵を描かせたのは上の責任だと処刑台に自分の手を置くのだが、突然ヨンボクが自分が描いたと言い出す。
エピソード4
第4話
図画署の生徒たちの試験が行われる。ホンドを追い出したいチャン・ビョクスは、ユンボクが試験に落ちたら出ていくようにと条件を出す。ユンボクを図画署に戻したいホンドだが、ユンボクは頑として戻ることを拒む。ある日、ユンボクを市場見物へ連れ出したホンドは、自分も同じような壁にぶち当たったことがあると昔の思い出を語り始める。互いに信頼感が芽生え始め、次第に生き生きと筆を走らせるようになる。
エピソード5
第5話
ユンボクは、描きかけの絵の空白を埋めるとホンドに宣言して飛び出す。そして、チャンヒャンを訪ね、自分の描いた絵の中に入ってくれと頼む。チョンヒャンはユンボクの言うとおりに服を脱ぎ始める。夢中で描くユンボク。下絵を完成させ、上機嫌で帰っていくユンボクだが、突然何者かに襲われて井戸に落とされ、絵は盗まれてしまう。
エピソード6
第6話
絵師試験の結果が発表される。正祖に自らの絵を評価され見事に合格したユンホク。そして、ホンドも図画署に残ることに。一方、右議政ヨンスンは、ホンドに過去の事件を嗅ぎまわれないよう策を講じろとビョクスに命じる。そんな中、ビョクスはトッポンからイルォルタンの娘が生きていることを聞き出す。その頃、ユンボクはホンドに連れられ正祖の元へ。正祖に2人の対決が見たいと言われ、ホンドと同じ画題で絵を描いて競い合うことになる。
ムン・グニョン
パク・シニャン
リュ・スンリョン
ペ・スビン
ムン・チェウォン
パク・ジヌ
リム・ジウン
アン・ソクァン
パク・ヒョックォン
チン・ヒョク
チャン・テユ