小学生のヘインは、拾ったボールの残像に導かれ、ある殺人現場に居合わせてしまう。しかし、大人は彼女の話を信じず、犯人も分からぬまま12年が経ち、彼女は平凡な図書館職員として働いていた。一方、刑事のオスに発送元不明の1枚のタロットカードと活字を切り貼りした手紙が入った宅急便が届く。その夜、父親の元顧問弁護士が殺された現場に同じカードが発見され不吉な予感がするオスだが・・・
殺された弁護士と最後に会話をしたのは、弟子だったオ・スンハ弁護士。オスのチーム長、バンはオスを連れヘインの友人が経営するタロットカフェに行く。そこにいたヘインをオスに紹介し、バンに呼ばれ店に現れたスンハから話を聞く。職場である図書館で、既にスンハに出会っていたヘインは、彼と再会したことで少しずつ、スンハの存在が気になり始める。オスは、スンハの話に釈然とせず犯人追跡を続けるのだが・・・
自首してきた容疑者の弁護士として現れたスンハの姿に、オスは驚きを隠せない。そして容疑者には共犯者がいると確信するオスは、共犯者の捜査に全力を注ぐ。一方、ヘインは度重なる偶然でスンハに会い、更に心が揺れ動くのだった・・・
クォン弁護士を殺害したチョ・ドンソプを擁護する記事がネット上で話題になる。その記事を書いたのはソン・ジュンピョというフリーライター。彼は4年前オスの父親の暴露記事を書き、仕事と家庭を失っていた。オスは彼を犯人だと考えるが・・・
喘息を患っていたオスの友人デシクが他界する。当初、病死と考えられていたが、現場にはタロットカードが・・・。他殺だと確信したオスは、ソン・ジュンピョが犯人だと考え彼の家に捜索に行く。
スンハの事務所で事務長を務めている元刑事のクァンドゥはこれまでの事件の被害者たちにある共通点を見いだす。それは12年前、自分が担当した殺人事件の関係者であることだった。そして、その事件の加害者がオスであると知る。
オム・テウン
Kang Oh-soo
チュ・ジフン
Oh Seung-ha
シン・ミン
Seo Hae-in
Park Chan-hong
監督
キム・ジウ
脚本