0時限目のシンデレラ

人気者になりたいが、現実はクラスメートにすら名前を覚えられない存在感ゼロのキム·ジウン。友達もおらずAIロボットと会話する始末で、個性豊かなクラスメートを羨む日々。そんなある日、アイドル練習生のウビンにスマホを貸したことで授業に遅れ、窃盗の疑惑をかけられる。散々な目に遭ったジウンは、帰り道にバス停で、校内の誰もが利用している匿名のコミュニティアプリ“人気者タイム”の管理人のスマホを拾うが...。

“人気者タイム”管理者の携帯電話を拾ったジウンは、生徒の投稿を元に話しかけてみるが、うまくいかない。そんなある日、転校生として現れたドンミンは、ジウンを意味深に見つめる。一方ジウンは“人気者タイム”で話題の音痴男が誰なのか気になり、投稿主を調べるが、なんとウビンだった。ウビンに映像を突きつけると、ブイエンターの練習生でないことも発覚。それを聞いたジウンはウビンにある提案をするが...。

ウビンの秘密を守る代わりに、自分に公開告白をすることを提案したジウン。ジウンは、ウビンの告白で自分が話題になるのを狙っていた。そうして迎えた告白の日。“人気者タイム”では前日の夜から、告白の話で大盛り上がり。一向に告白してくる気配がなかったウビンは、告白の日が終わりを迎えるころ、大勢の前でジウンに告白をする。ジウンは驚いて走り去る途中、ドンミンとばったり会い、彼が昔の友人であることに気付くが...。

ジウンはウビンに告白されるが、“人気者タイム”で自分が話題になるという条件を達成していないため、取り引きの延長を持ちかける。そこでウビンはジウンを人気者にするため、アイデアを練るが、なかなかうまくいかない。そんなある日、ジウンはウビン、ソルヒ、ボングと食事に行くことに。そこにドンミンも加わるが、練習を言い訳に誘いを断ったウビンは、夜に事務所の近くでドンミンと鉢合わせてしまい...。

食事の途中で抜けたボングを不審に思い跡を付けるジウン。そこで、ボングが中学のころからいじめられている事実を知る。ジウンは勇気を出して仲介しようとするが、ボングに拒絶されてしまう。一方、ウビンは自分の隠し事をジウンがバラしたと勘違いする。ジウンはウビンとボングから同時に避けられるように。掲示板を駆使し、問題解決に挑むジウンだが...。

ドンミンとウビンによる、ジウンを人気者にするための作戦が本格的にスタート。まずはリールコンテストに挑戦するジウンを手伝うことに。パートナー探しが難航していたジウンだが、ソルヒとチームを組むことに。しかしジウンが気に入らないソルヒは、ストレスから薬を多量摂取しトイレで倒れてしまう。ソルヒの恋心を知ったジウンは、自分とウビンの秘密をみんなの前で白状しようと決意を固めるが...。