少年の名はアレン・ウォーカー。彼はAKUMA (アクマ) を破壊するエクソシストとして正式に認められるため、黒の教団へと挨拶に向かう。その途中、ある廃屋で女性警官のモアに職務質問される。そこでは何人もの旅人が行方不明になる事件が起きていたのだ。アレンは少年ながら白髪であるという外見と、夜に一人でそんな場所にいたことを理由に不審がられる。その時、闇を切り裂く悲鳴が響き渡り…。
エクソシストの総本部、黒の教団の門前にたどりついたアレン。監視カメラでその様子を見ていた黒の教団内部から、門番の身体検査を受けるように言われる。すると、不気味な大きな顔の形をした扉が、アレンをアクマか人間かを判別しはじめた。そしてアレンの左目に呪われた印をみつけると、大声でアクマの仲間だと言われてしまう。その時、宙から日本刀を持った青年が現れ、いきなりアレンに斬りかかってきた!
黒の教団のエクソシストになっての初任務。アレンはケンカの絶えない同じエクソシストの神田ユウと組むことになり前途多難の予感…。室長のコムイ・リーより、南イタリアで発見されたという神の結晶 (イノセンス) の回収を命じられ、探索部隊であるトマと3人で出動する。だが、先に現地に向かった探索部隊の者たちと連絡がとれない。アレンたちが急いで向かうと、そこでは探索部隊が3体ものアクマに襲われていた!
アレンはレベル2に進化したアクマに苦戦する。このアクマは鏡のように対象物を写し取り、能力までもコピーする力をもっていた。アレンはうかつにも自分の姿と左腕のイノセンスの能力をコピーされてしまう。一方、神田はイノセンスを持つ老人グゾルと、一緒にいた少女ララをアクマから救出する。グゾルは、自分は人間ではなくイノセンスの力によって生命を得た人形だという。
イノセンスを所有していたのは、グゾルではなくララの方であった。ララがイノセンスの力により生命を得た人形だったのだ。ララはグゾルの死期が近いこと、グゾルの死まで自分は彼の人形としてそばにいさせて欲しいとアレンに言う。それを聞いた神田は、一刻も早くイノセンスを回収すべきだと主張するが、アレンはララの言葉に同調し、イノセンスの回収を拒絶する。だがその時、アレンたちを追ってきたアクマが現われ…。
アレンは回収したイノセンスを黒の教団に持ち帰る途中、街でアクマに襲われそうになっていた少年ジャンを助ける。ジャンはアレンを見て、本物のエクソシストを見たと大興奮。実はジャンの父親は黒の教団の科学班に在籍しており、その父の資料を見てアクマやエクソシストの存在に関心を持ったという。そして自らもアクマを退治しようと意気込んでいた。アレンはそんなジャンに、危険だからアクマに関わるのは止めるように言うが…。
小林沙苗
Allen Walker
伊藤静
Lenalee Lee
櫻井孝宏
Yu Kanda
鈴村健一
Lavi
小西克幸
Komui Lee