小海は大学2年生、人付き合いは苦手だが、自作の音楽をネットに公開し、天才少年と注目を集めている。プロデューサーのリース(Reese)からの提案で打合せに行くが、居酒屋で出会った冴えない男と再会する。そしてリースからその男がニール(Neil)だと言われる。幼い頃から憧れていたユニット・マグネットのニールへ楽曲提供できると聞き内心喜ぶ小海。だが、ニールの態度は違った…。ニールは小海を小僧扱いし相手にしようともしなかった。拗ねた小海もニールを「旬の過ぎた歌手」だといい、打合せは即時決裂する。 実はニールは、かつて兄マット(Matt)とワールドツアーを組む程のアーティストだったが、不慮の事故で支えとなっていた兄を亡くして以来、ステージで演奏が出来なくなっていたのだった。
