幼い頃両親を亡くし、天涯孤独だったチトセは急に五人のママと同居することになってしまう。しかもその五人のママはチトセの高校の先生でもあったのだ。そんな中、三者面談の日がやってくる。五人のママそれぞれが三者面談のママ役になりたがり、大揉め。結局チトセに決めてもらおうと愛情の深さをアピールするが…。

家族旅行と称し、海水浴にきた五人のママたちとチトセ。場所が変わってもママたちのパワーは変わらず、チトセは振り回されっぱなし。そんなところにグラビア撮影にきていたミュージシャンの八桜はづきと遭遇。なんとはづきとチトセは同じ施設にいた幼なじみだったのだ。そして、偶然にも委員長のふみつきに出会い…。

施設時代、チトセを兄のように慕っていたみなづきは冬休みを利用し、チトセに会いにきた。幼い頃交わした「チトセと結婚する」という約束を夢見て、チトセを慕うみなづきはママたちとも仲良くなり、楽しく過ごす。しかし時折見せる暗い表情に、無理して明るくしているように見えるみなづきを心配するママたちだが…。

こよみ学園長の生誕52周年を記念して、クラス対抗のイベントが行われることになり、チトセたちのクラスは合唱をすることになった。担任としてクラスを一致団結させようと張り切るむつき。だが、生徒たちは理由をつけて練習に参加しようとしない。落ち込みつつも頑張るむつきの姿を見て、心配を隠せないチトセだが…。

やよいが月に一度、こよみ神社の神主代行を務める日。その境内には、やよいにお祓いをしてもらいたい男子がいっぱい。やよいのためにお弁当を届けにきたチトセは、ひょんなことから不思議な木箱を家に持って帰ることに。やよいは、「寄り道をしないこと。その箱は、絶対開けちゃダメよ！」と強く言うのだが…。

もうじき三者面談の日…。五人の先生たちそれぞれが、三者面談でのチトセのママ役になりたがって…。