大韓グループの会長チェ･ゴボンは、ダメ息子のデハンに悩んでいた。さらに、主治医から健康が悪化したとまで言われ、心配事が増えるばかり。一方、若年失業者の代表的な生活をしてきたウン･ハス。ハスは、大韓グループの老人ホームでアルバイトをしていたところ、会社のイメージ回復のために訪れたゴボンと偶然出会う。ゴボンが倒れているのに気付いて近づくハスだが…。[LVR]

常備薬と間違えて隕石のかけらを飲んだゴボンは、70代から30代に若返ってしまう。ハスは、クビを取り消しもらおうと会長宅に向かったが、そこには若返って驚くゴホンが裸でうろついている。これを見たハスは、慌てて逃げてしまう。一方、ゴホンは事故車両から見覚えのない50億ウォンが見つかったせいで検察に追われていると知り…。

“チェ･シニョン”という人物になりすましたゴホンは、息子・デハンに父を拉致した犯人ではないかと疑われる。そんな中で、シニョンは駐車場の怪しい男を調べるために、ハスと一緒に彼女が運転していた車の車載カメラを手に入れようと廃車場へと向かった。その帰り、酔い潰れたハスを家まで送り届けたシニョンは、ハスの家で一夜を過ごすことになり…。

ゴホンの遺品と遺書、さらには遺体までもが発見され、呆然となるデハン。しかし、それはソン室長と主治医の協力を得たシニョンが70代の姿に変装し、ゴボンが自殺したと世間に信じ込ませる作戦だったのだ。一方で、ゴホンの兄妹たちは後継者の席や財産を狙っていた。会社の役員たちは、誰が会社の後継者になるのかを話し合うために理事会を開くが…。

理事会に突然現れたシニョンを疑っている家族たち。なかでも兄妹たちは、シニョンをどう陥れようと考える。一方で、シニョンは事故車両から見つかったお金の回収を命じたが、対応に追われている社員の士気と会社の株は下落するばかり…。シニョンはチョン理事を呼び出し、専門経営者として大韓グループを導いてほしいと提案する。