おれは男だ!

小林弘二が青葉高校に転校してきた。かつて名門女子高であった青葉は全校生徒の8割が女子であり、男子は圧倒されるばかり。憤りを感じた弘二は、才色兼備の吉川操率いるウーマン･パワーの打倒を目的に剣道同好会を結成するが…。

相沢高校剣道部のキャプテン･丹下竜子の好意と、弘二たちの努力によって何とか道具を揃えた剣道部同好会。そんな矢先、女子中心の生徒委員会は青葉高校の創立記念日のイベントとして相沢高校との対戦を提案。もし敗れれば同好会は解散という条件付きだった。

高校3年生への進級を控えた春休み、弘二たちは源之助の猛コーチから逃れようと合宿を計画。合宿先の伊豆を舞台に弘二と操、男女バトルの火花が散る。対立する剣道同好会とバトン部だが、バトン部の雑用係･明夫を巡って仲直りをすることになる。

剣道同好会から正式な剣道部への昇格のために協力を申し出る相沢高校剣道部の丹下竜子。操らの扇動によって、彼女と弘二の仲を誤解した田村たちは、弘二の引き立て役はゴメンだと脱退。また、弘二を援護する姉･美穂に抗議して操が家出する。

新学期が始まり各部ともに部室と部費の確保に必死。多数の女子新入部員が加入した剣道部だが、女子中心の生徒委員会からのバッシングは依然続く。そんな中、体調不良で朝から何も食べていなかった女子生徒が、剣道部員からのシゴキによって倒れてしまう。