CM制作会社で働く並川幹太 (伊野尾慧) となつめ (伊原六花) は、誰もがうらやむ仲良し夫婦。しかし、なつめは幹太の過剰ともいえる溺愛ぶりに、不満を抱いていた。そんな妻の心の内など知るよしもない幹太は、ある日、なつめのスマホに届いた“ヤマっち”という人物からのメッセージを見てしまう。それは、2人がホテルで会う約束をしている内容で、なつめが不倫をしているかもしれないとショックを受ける。翌日、幹太はなつめに事実を確かめようと決意するが、その矢先、家を出たなつめが交通事故に遭い命を落としてしまう。その夜、あまりに突然の出来事に、一人残された幹太は呆然自失。部屋で涙を流すが、時計が11時22分を指したその瞬間、目の前に死んだはずのなつめが現れる。しかも、なつめの話では、事故で死んだのは幹太だといい…。