少年が目を覚ますと、そこは見知らぬ廃屋だった。脳裏には靄がかかり自分が誰なのかさえ思い出せない。襲撃者の手から逃れるため、少年は廃屋から脱出を試みる。だが、彼の背後に銃を携えた仮面の少女が忍び寄る。
ただ生き延びたいとの思いでナイフを振るう少年。少女の仮面が割れ床に落ちる。再び廃屋で目を覚ました少年の傍らに少女がたたずむ。「アイン」と名乗る少女は、彼を「ツヴァイ」と呼び、彼に暗殺者になれと告げる。
まだ心までは、暗殺者に成り切れないツヴァイ。実際に彼に人が撃てるのか…。だが、そんな彼の心にかまわず任務は下される。突然の事に動揺し喚き立てるツヴァイにアインは、冷たく銃口を向けるが…
正式にインフェルノの一員となったツヴァイ。今回のターゲットはダラス・マフィアのボス。暗殺の現場はショッピングモール、厳重に警備された屋敷から孫娘のプレゼントを買いに出た所を襲撃する手筈だったが・・・
インフェルノとは水と油のストーンファミリー。当然傘下に入るどころか大規模な抗争にも発展しかねない。そんな折、ツヴァイはストーンファミリーボスの妻エバと幼い息子デュークの監視を命じられるが・・・。
トニーは復讐のため、インフェルノという組織の特殊性を突いた策に出る。サイス・マスターは緊急招集した幹部会でトニーの奇策を逆に利用した、一夜にして西海岸の勢力図を塗り替える常軌を逸したプランを提案する。
ニュートン・ピットマン
Zwei / Reiji Azuma
リンジー・サイデル
Ein / Eren
ブリトニー・カボゥスキー
Cal Devens
真下耕一
監督