ジュエリー･デザイナーのヴィクトリアは、友人のマシューの店で若くして財を成し、謎めいた生活をしているジャックと出会う。彼はヴィクトリアを早速デートに誘い、彼が住む瀟洒な館に連れていく。急すぎる展開に戸惑うヴィクトリアだが、言葉巧みなジャックの言いなりになり、二人は関係を持ってしまう。ジャックの虜になるヴィクトリア。彼女にとって愛の始まりだと信じたが、想像を絶する官能の扉を開けてしまうことだった。

ジャックはヴィクトリアの純粋で、好奇心があるところに魅了された。ジャックは彼女を自由にさせつつも、獲物を妄想の世界に引きずり込むがごとく、自分の理想へと仕立てようとしていた。ジャックとのセックスはこれまで経験したことないもので、めくるめく快楽の喜びに溺れるヴィクトリア。しかし、マシューからジャックの過去を聞いて、少しの疑念が生じ始める。そして3回目のデートでジャックはヴィクトリアにある告白をする。

ジャックと結婚したヴィクトリアは幸せな生活を送っていた。ある日、出張に出かけたジャックの代わりに、彼の秘書のイザベルがリタを連れて現れた。二人はジャックが留守をしている間にヴィクトリアの手伝いをするのだった。食事の支度や身の回りの世話をするのだが、ある時、二人はヴィクトリアの前で愛し合う。これまで女性とのセックスは経験がなかったヴィクトリアだが、ジャックとは違う新たな快楽を知ってしまう。

イザベルによって快楽の扉がまたひとつ開かれたヴィクトリア。彼女はイザベルが見知らぬ青年とセックスしているのを目撃してしまう。彼は運転手として雇われたアントニオだった。そしてヴィクトリアを挑発するように、リタを交えた倒錯プレイ発展する。ジャックの留守中に、次第に性的な開発をされていくヴィクトリア。最初は嫌悪感を抱いていたが、次第にタブーがなくなっていく。いつでも欲しがる身体になって…。

ジャックの秘書イザベルに翻弄されるヴィクトリア。次第に高まる性的な快楽にまみれた日常にヴィクトリアは耐えられなくなり、イザベルとリタにこの館から出て行くよう言う。しかし、すでに開発されているヴィクトリアの肉体を弄ぶのは簡単だった。ヴィトクリアはイザベルとリタ、アントニオとの禁断の領域にはまり込み、ヴィクトリアの秘められた欲望はさらに露わにされていく。しかし、それはすべてジャックの計算どおりだった。

ヴィクトリアはジャックの指示で秘密クラブに参加する。自分の奥底にある欲望を解放するためだった。勇気を出して、新しいことに挑戦することがジャックの望みだと信じていたヴィクトリアは、快楽か、苦痛かのどちらかを選ぶことを迫られる。そして快楽を選ぶヴィクトリアは、見知らぬ男を相手にセックスするのだった。今までに感じたことのない怒涛の快楽を味わうヴィクトリア。しかし、その場にジャックが突然現れるのだった。