ドキュメンタリー映像作家のカレン・ホーバックが、陰謀論者たちの集団・Qアノン運動の内情を探る旅に出る。インターネットの闇の世界へと足を踏み入れ、著名なQ信奉者や政治評論家、ネット荒らしなどに接触しながら、Qの正体に迫っていく。
エピソード1
嵐の前の静けさ
2018年、ドキュメンタリー映像作家のカレン・ホーバックは、Qアノンの起源や成り立ちを理解しようと、Qの正体を知るためのヒントを探し始める。国内外へ足を運び、初期に運動の拡大に貢献した人々を取材する。
エピソード2
偶然を信じるか?
ホーバックはマニラを訪れ、Qの投稿先である8チャンの運営チームに会う。フレドリック・ブレンナンからは8チャンを立ち上げた動機を、8チャンのオーナー、ジム・ワトキンスと息子のロン・ワトキンスにも話を聞く。
エピソード3
フェイクニュースは真実か?
中間選挙を控え、Qアノン支持者の間では“赤い波”が起きるのではないかという期待が高まっていた。一方ホーバックは、ワトキンス父子のニュースサイトがトランプの側近から資金提供を受けているという情報を得る。
エピソード4
DCのパニック
2019年、勢いを失っていたQムーブメントはジェフリー・エプスタインが性的虐待容疑で逮捕され、後に自殺を図ったことで再び加熱する。そんななか、新たな銃乱射事件によって8チャンはオフラインに追い込まれ...。
エピソード5
ゲームオーバー
フレッドとジムの対決が激化するなか、8チャンは8クンと名前を変え、早速Qは8クンに投稿を始める。アメリカでは元軍人や政治工作の専門家がQの力を利用しようとする。一方、マニラではジムがフレッドを訴え...。
エピソード6
嵐の中へ
新型コロナウイルスの感染拡大により世界各地で都市封鎖が行われるなか、Qの突飛な陰謀説は一層人々の注目を浴び、大物政治関係者らによって広められる。それらの動きはやがて、議事堂襲撃事件へとつながっていく。
フレドリック・ブレンナン
アダム・マッケイ
トッド・シュルマン
Nancy Abraham
Lisa Heller