SF8～夢見た未来～

10年もの間、寝たきり状態の母スクを介護する娘ジョンイン。ある日、隣室の患者の保護者ジョンギルが介護疲れから自殺を図る。それがきっかけとなりジョンインの頭にも自殺の2文字がよぎる。そんなジョンインの姿を隣で見守る高級介護ロボット“介護中”は寝たきり状態のスクか、介護疲れから自殺を考えるジョンインのうちどちらを助けるべきか苦悩に陥る。結局、答えを出せず修道女サビナに電話をかけるが…

高度な的中率を誇る人工知能運勢サービス“マンシン”を神格化し盲信する近未来。“マンシン”のせいで妹が死んだと確信するソンホと、自殺を図るも“マンシン”のおかげで助かったと盲信するガラムは、それぞれ違う理由でその開発者を探そうとする。しかし何とか開発者を見つけ出すも、当初の“マンシン”と今の“マンシン”が全く別物であることを知る。そして2人は“マンシン”のメインサーバーを探しに出るが…

舞台は大気汚染が進んだ近未来。人類は生後6か月以内に高価な抗体注射を打ち平均寿命100歳となった“C”と、注射を打てず平均寿命が30歳となった“N”の2種類に分かれる。これまで“C”として生きてきた大学生イオはある日、病院の手違いで抗体注射を打っていなかったということを知る。自分が“N”だと知ったイオは、自分の代わりに抗体注射を打った人物を探すため、大学で唯一の“N”であるジョアンと共に過ごすようになるが…

AIの自動運転機能による事故で幼くして両親を失ったジウ。そのため刑事になった今でもAIより自分自身の勘や能力を信じて捜査にあたっていた。しかし、とある事件の犯人を逃したことから上司の指示で脳にAIを移植することとなる。こうしてジウは自分にしか見えないAI刑事ソナンと協力して殺人事件の捜査にまい進する。しかしその事件の犯人はAI移植により人間兵器並みの身体能力を持っていて…

4年をかけて警察官となったナムウ。しかし警察官生活を始めて1か月で地球滅亡が目前だと知ることになる。地球滅亡を前に街中がカップルだらけとなった中、独り寂しくパトロール中に空き巣の現行犯でヘファを逮捕。しかし彼女は地球滅亡を防ぐために知り合いの超能力者を訪ねただけだと主張。真相を確かめるべくヘファと共に山奥にある超能力者ヤン先生の修行場を訪ねるが、ナムウはそこで驚きの真実を知ることとなる。

チャンネル登録者数80万人の人気ストリーマーJUNO。ある日配信中に現れた同級生に過去を暴露され、富も名声もファンも失ってしまう。そんなJUNOは名誉回復と配信復帰のため、自身のトラウマを克服しないとクリアできないという新作ゲームに挑戦する。しかし彼女はトラウマを克服できず仮想世界に閉じ込められ、命まで脅かされることになる。そんな時、ヘルパーとして高校時代の担任教師ジスが現れて…