タン・シュエは幼いころからスピードスケートで優秀な成績を収めていた。しかし、高校時代の試合中のケガにより引退を余儀なくされ、ウィンタースポーツで有名な霖城(リンチョン)総合大学に進学し、農学部獣医学科を専攻する。ひょんなことからアイスホッケー部のマネージャーに申し込んだタン・シュエは、大学のスター選手“氷神(ビンシェン)”のアシスタントを担当することになった。そこでタン・シュエは、成長して氷神となった幼なじみのリー・ユービンと再会する。
タン・シュエはリー・ユービンとの再会を懐かしむが、彼は幼少期からタン・シュエを恨んでいた。大学でスター選手となっていたリー・ユービンは、アシスタントを担当するタン・シュエをこき使うことによって復讐を計画する。タン・シュエはアシスタントの辞退を申し出るが、高額の違約金を請求されて窮地に立たされる。幼少期にリー・ユービンをこき使っていたタン・シュエは、大学でリー・ユービンにこき使われることになるのだった。
アイスホッケー部は、“フィギュア王子”と呼ばれるユー・イェンが加入したフィギュアスケート部と練習場所であるスケートリンクを取り合っていた。リー・ユービンはユー・イェンとフィギュアスケートの技術で勝負するも敗北を喫する。タン・シュエはユー・イェンを弟のようにかわいがり始める。しかし、その関係がリー・ユービンの怒りを買うこととなる。タン・シュエとリー・ユービンの距離は広がる一方であった。
ローラースケートを始めたリャオ・ジェンユーとシア・モンファンは、市のローラースケート部のチャンピオンに勝負を挑まれる。決戦の日、そこにはタン・シュエの姿があった。彼女が大学を代表してローラースケート部と勝負するというのだ。昔からリャオ・ジェンユーが困った時には必ずタン・シュエが助けにくるのであった。そこでタン・シュエは、ローラースケート部のチャンピオンを相手に見事な勝利を収める。
ローラースケート部との勝負に勝利したタン・シュエは、その打ち上げで泥酔してしまう。介抱してくれるリー・ユービンに、タン・シュエはスピードスケートに対する思いを打ち明ける。後日、タン・シュエがスケートリンクを滑走していると、スピードスケート部主将のジャン・ユエウェイにあっさりと抜き去られてしまう。それをきっかけにタン・シュエの中で、スピードスケートに対する思いが徐々に強くなり始める。その時、リー・ユービンはタン・シュエを自身のトレーニングパートナーに指名するのだった。
タン・シュエをトレーニングパートナーに指名したリー・ユービンは、厳しいトレーニングについてくるタン・シュエの、スポーツ選手としての資質を見抜いていた。一方のタン・シュエはアシスタントの契約期間を満了するが、多額の違約金を請求される。タン・シュエはユー・イェンの誕生日にサプライズを用意し、彼を水族館に連れていく。彼は幼いころからフィギュアスケートの練習で、水族館に行ったことがなかったからだ。そこでタン・シュエはお金に困っていることを打ち明ける。
ジャニス・ウー
Tang Xue
Trương Tân Thành
Li Yu Bing
ヴィンセント・ウェイ
Bian Cheng
Zhan Zhou
Yu Yan
Chu Yue
Zhou Ran