霓裳 ~七色に輝く虹の如く~
織物業を営む謝 (しゃ) 家で両親と、家業を継ぐため男性として生きる姉の謝楓 (しゃふう) と暮らす謝小霓 (しゃしょうげい)。彼女はある日、気を失った貴公子を見つけ屋敷に連れ帰り、記憶を失い子供のようになった彼の世話を焼き始める。実は彼の正体は宮市局の陰謀で事故に遭った洛 (らく) 王。その後、正気に返った洛王は姿を消し、蘇家と宮市局の陰謀で謝家は都から追放される。そして、家族を殺され、ただ一人生き残った謝小霓は霓裳 (げいしょう) と名乗り波乱万丈の人生を歩むことになる。