「私にとって曲作りは間違いなく、自分の感情を処理する手段なの」とHolly HumberstoneはApple Musicに語る。「それは世界に向けた自己表現のツールとも言えるかな。私の曲にみんなが共感してくれるのは、私自身が自分の気持ちを理解しようとしているからかも」。英イーストミッドランズ出身のシンガーは、詩が大好きな父親の影響もあって弱冠7歳にして曲を書き始め、独創的かつパワフルで、驚くほど素直なポップを完成させるまで腕を磨き続けた。ロードのような親しみやすさと感情に訴えるメロディが宿るHumberstoneの楽曲は、彼女自身の体験を反映したものなのかもしれない。だが、そこには聴く者が同調できるそれぞれの体験も含まれていることだろう（自分たちの気持ちを音楽に込めてくれる彼女に、つねづね感謝しているファンたちに聞けばわかるはずだ）。『Up Next』の短編ビデオでは、彼女自ら生まれ育った家の周辺を紹介。強い絆で結ばれた4人姉妹と家族がいかに大切な存在か、思うように進まなかったロンドンでの曲作りのセッションを経て、実家に戻った後に最高の音楽が生まれた理由などを明かす。また、Rebecca Juddによる愉快なインタビューでは、完璧主義な一面やルイス・キャパルディとのツアーの思い出、さらにセリーヌ・ディオンへの情熱などたっぷりと語ってくれた。インタビューとショートフィルムを 観たら、『Up Next』シリーズにラインアップされた他のアーティストのコンテンツも一緒に楽しもう。