臓器移植コーディネーターのノ・ドゥルヒは、交通事故で運ばれてきた患者に脳死の可能性があると聞き駆けつける。しかし、それが自分のたった1人の家族である弟のサンユンだと知り、がく然とする。サンユンからの移植で新しい人生を享受したのは3人の高校生。ミン・スホは人体組織、ペ・ジュニョンは心臓、イ・ユンジは角膜。3人とも無事に回復するが、驚いたことに移植によって想像もつかないような能力を手にすることになる。

同じ学校へ通うことになった3人は、移植者たちの運動会でも顔を合わせ親しくなっていく。しかし、指示された家に行ってみると待っていたのはドゥルヒで、なんと3人は一緒に暮らすという。ささやかな歓迎会を済ませ、ドゥルヒの家で過ごす初めての夜。ジュニョンとスホは悪夢にうなされて目を覚まし、ユンジの悲鳴を聞いて駆けつけるとユンジも夢を見たと言う。そんな中いきなりジュニョンが倒れ・・・

病院に運ばれたジュニョンだが検査の結果は異状なし。理由が分からないジュニョンだったが、3人が似たような夢を見たことからドナーに関係があるのではないかと考える。複雑なことは御免だと主張するジュニョン、自分たちの力の原因を知りたいというスホとユンジ。3人はドゥルヒにドナーについて聞くが、ドナーの素性を教えることはできないと拒まれてしまう。一方、ユンジはドゥルヒの部屋でパソコンの画面を見て・・・

ドナーがドゥルヒの弟だと知ったスホたち3人はドナーについて知ろうとすることをやめ、新しい人生を精いっぱい生きていくとドゥルヒと約束をする。もう心臓は大丈夫だと思っていたジュニョンだったが、ユンジを探して図書室へ行った際に、再び鼓動が速くなるのを感じ戸惑う。一方、ドゥルヒの家がある町内に空き巣事件が発生する。推理小説家を夢みるユンジは事件に興味を持ち、被害に遭った家を訪れて回るうちに、ある共通点を発見する。

自分が家出するふりをするというアイデアを出したことで、スジがいなくなったことに責任を感じるジュニョン。一度見れば忘れないというユンジに頼んで、名刺にあった芸能事務所の電話番号と住所を思い出してもらおうとする。スジを心配するジュニョンが気になりながらも協力するユンジ。しかし事務所の電話もスジの携帯もつながらない。動揺しているジュニョンの様子を見かねたスホとユンジは一緒に事務所へ行ってみるが既にもぬけの殻だった。