「ドゥーワップ」音楽の流行った50年代後半から70年代前半までの激動のポップミュージック界に身を投じた、主人公のデニース・ウェイブレイ（イリアナ・ダグラス）。彼女がソングライターとして成功し、ポップミュージックのカリスマという重圧に苦しみ、そして自身が歌手になるまでの、魂の１５年間を描いた作品。数々のヒット曲を生み出す一方で、デニースは２人の素敵な男性と出会い、恋に落ちる―。激動の期間を懸命に生きるデニースを導きサポートするプロデューサーを、ジョン・タートゥーロが好演。製作総指揮にマーティン・スコセッシ、脚本・監督にアリソン･アンダースという豪華スタッフで制作された本作は、男性社会だったポップミュージック界で成功を遂げたある女性の叙事詩的映画。