三代将軍・徳川家光の治世。正月二日に事件は起こった。旗本・鮫洲と外様大名・堀尾が大喧嘩を始めてしまい、大名贔屓の老中は旗本だけに厳罰を与えたのだった。家康から”天下の御意見番”を託されていた大久保彦左衛門はこの裁きを諫めようと江戸城へ向かうが、逆に家光から切腹を命じられてしまう……。(C)東映