今回のガリバーは、高層の木造住宅を手掛ける住宅メーカーの「AQグループ」。AQグループの強みが詰まっているという本社の社屋は、壁や柱、床などの主要な構造部は全て木造できている8階建ての純木造ビル。このような8階建てのビルを純木造でつくる場合、鉄筋コンクリートでつくる費用よりも1.5~2倍高くなってしまうと言います。しかしAQグループは、1~3割のコストダウンに成功。その秘密は、『組子格子耐力壁』という独特な模様の壁にありました。AQグループには、木造建築の施工性や強度などを実験するための実験施設があり、倒壊実験や経年劣化の検証などが行われています。このような実証実験から培われてきたノウハウにより将来は、高耐久で間取りを自由に変えられる資産価値の高い住まいが実現できるといいます。木造にこだわるAQグループの思いと、技術力に迫ります。 (C)テレビ東京
