7月4日に生まれて
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1946年7月4日ロングアイランドーアメリカの独立記念日に生を受けたロン・コービック(トム・クルーズ)は、高校卒業後、強い愛国心と将来への希望を胸に海兵隊へ入隊し、ベトナムへと旅立つ。だが戦場は、彼の想像を遥かに超えた、凄惨たるものだった。ロンは混乱のあまり部下を撃ち殺してしまい、敵の凶弾により、自身も下半身不随となってしまう。その後、故郷に帰ったロンを待っていたのは、高まりつつある反戦運動だった。誇りを持って帰国したつもりが、逆に憐れみの目で見られる毎日に、ロンは徐々に自分を見失い、酒に溺れていく。ついに信頼していた家族からも疎外された彼は、メキシコへの孤独な一人旅に出るのだった・・・。「プラトーン」で映画賞を総ナメにしたオリバー・ストーン監督が、ベトナム戦争帰還兵によるノンフィクションを映画化し、2度目のアカデミー賞監督賞を受賞した社会派ドラマ。それまでのアイドル俳優のイメージから脱皮を図ったトム・クルーズ(M:I-2」「マイノリティ・リポート」)が、ゴールデングローブ主演男優賞を受賞、初めてアカデミー賞にもノミネートされるなど、その演技を高く評価された。 1999年・第62回 アカデミー賞 ■監督賞 オリバー・ストーン ■編集賞 デヴィッド・ブレナー/ジョー・ハットシング
出演 トム・クルーズ、ウィレム・デフォー、キーラ・セジウィック
監督 オリヴァー・ストーン